ハーレクイン・シリーズ
フェイスは初めて訪れたアルゼンチンの広大な草原で、信じられないほどセクシーなラウルに出会い、たちまち恋に落ちた。億万長者で、財産めあてに彼に近づく女性しか知らなかったラウルもフェイスに新鮮な魅力を感じ、惹かれていく。彼に身も心も捧げたフェイスは満ち足りて、幸せだった。十カ月後――。フェイスは重傷を負って故国イギリスの病院のベッドで目を覚ます。結婚式の直後に逃げだしたあげくのことだった。もう二度と夫のもとには戻りたくなかった。しかし彼女の望みは叶わず、ついに夫が病室に現れた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年07月20日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 東みなみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12405-0
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- 書籍番号
- R-2405
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モニター
誤解とすれ違いから心と体に傷を負ったヒロイン。絡みついた糸をほぐすように話は進んでいくのですが、傲慢で独占欲が強いのに愛を信じないヒーローは一筋縄ではいかないですね。最後までハラハラ、ドキドキしながら一気に読みました。
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モニター
ヒーローもヒロインも自分のことばかり、相手への配慮がなさすぎ、ほとんど喧嘩の場面で読んでて苦しかったです。中盤ラテン系プレーボーイ男性上位主義者のヒーローの気弱な愛の告白の場面がなかったら最後まで読めなかったかも。押せ押せメロメロ(ヒロインに)ヒーローのはずなのに、ただの成長してないお子様。ヒロインも浅はか短絡的で、でも、さすがです、ラストシーンは、感動的にうまくまとめた。拍手という感じでした。
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モニター
ラウルの心ない一言によって傷ついたフェイス。フェイスはいちずなのに、ラウルはだまされたと思って自分がわからなくなって苛々している。でも最後はわかりあえ、しあわせなびっくりがあってほっとしました。
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モニター
愛されているのは自分の体だけで、恋愛感情は抱かれていないと知ったヒロイン。しかし、億万長者でルックス抜群だけど、この上なしに無神経で思いやりの無い、そんな彼と幾度の衝突を経てお互いを最高のパートナーと認めあう、感情の変化が楽しめる作品でした!!
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モニター
登場人物は少ないけれど、コンパクトにまとまっていて一気に読めてしまいます。ハンサムで億万長者だからこそ、傲慢で自信家のラウルですが、本当は過去に苦しめられている愛情深い男だった、と分かって涙が出ちゃいました。もちろん情熱的なラブシーンも期待出来ますよ!
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モニター
痴話げんかですかね。この作品は‥‥こっそりと読まなければならない様な内容でしたね。ドキドキでした。
イギリスのウィルトシャー州生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚し、小さな男の子が二人いる。子育てに追われながらも暇を見つけては執筆活動にいそしんでいる。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入り。