ハーレクイン・シリーズ
少女でも淑女でもなく
私の正体はまだ秘密のまま──
手遅れにならないうちに明かさなければ。
ジェイク・マシューズ! 彼がテレビで人気のあの書評家? ジュリエットは皮肉な巡り合わせが信じられなかった。 親友の家のディナーパーティで彼を紹介されたとたん、 ジュリエットの胸には抑えきれない怒りが込みあげてきた。 ペンネームを使って密かに書きあげ、自信をもって上梓した作品を、 彼に“ロマンチックな駄作”と酷評されたばかりなのだから。 ジェイクはジュリエットが作家だとは夢にも思わず、 ひと目で彼女に興味を示し、翌日、デートに誘ってきた。 私の正体を知ったら、この人はどうするのかしら? 揺れ動くジュリエットの心は、ほとんど彼の魅力に傾いていた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年04月05日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 上村悦子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年03月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13054-9
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- 書籍番号
- R-3054
読者レビュー
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ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の1人。3人兄妹の末っ子としてベッドフォードシャーの小村で育つ。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年、みごとデビューを果たした。物語を作るときにいちばん楽しいのは、ヒロインとヒーローの性格を考えるとき。書いているうちに徐々に主導権が移り、いつのまにか彼らが物語を語りはじめるのだという。