ハーレクイン・シリーズ
シンデレラの戸惑いⅠ
スキャンダルはおまかせ
タリーは修理工場を経営するブルーカラー出身の娘。一方、ぺイトンは南部の名門家庭出身の有能な弁護士。タリーは問題を起こしては、たびたび兄の親友ペイトンを頼った。今日も彼女は途方もないことをしでかして、彼を呼びだした。でも、これが最後。もうペイトンには迷惑をかけられない。彼は今、州知事選に立候補しようと考えているのだ。
ぼうやはキューピッド
キャシーは大手銀行頭取のトレイスの姿を見て、はっと息をのんだ。間違いなくぼうやのパパだわ! まさに姉の息子と瓜二つだ。産後病床にあった姉は、病院の手違いで赤ちゃんが入れ替わったからぼうやの本当の親を見つけてあげてほしいと言い残して逝った。キャシーは必死で事情を説明したが、トレイスは信用してくれず、彼女を誘拐犯と決めつける。
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- 頁数
- 320頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年09月05日
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- 定価
- 1,005円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-81574-3
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- 書籍番号
- PB-74
読者レビュー
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九歳の頃に初めての小説を執筆。結婚して二人の子供をもうけるまでは短編、台本、詩、小説を書きつづけていた。子育てが一段落した三十代半ばに再び書くことを始め、一九九〇年に作家デビュー。その後六十作を超える作品を発表し、NYタイムズ、USAトゥデイのベストセラーリストの常連となる。マギー賞など数々の賞にも輝いた名実相伴う実力派作家。
アメリカの作家。十七歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレーク・シティに住み、四人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。