ハーレクイン・シリーズ
グエンは妹からパーティのエスコート役にととびきりハンサムな男性ポールを紹介された。美人の妹の頼みを断れなかったに違いない。お情けのデート相手なんていらないわ。一人で行けると言ったもののポールは聞く耳を持たない。好きなときに帰るという約束でしぶしぶパーティ会場に向かった。ダンスがきっかけで意気投合した二人は気がつくと家に帰れないほど酔っぱらってしまいホテルに泊まることに決める。するとポールは、酔いが一瞬にしてさめるような提案をしてきた。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年09月20日
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- 著者
- ジョー・リー
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- 訳者
- 神鳥奈穂子
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- 定価
- 755円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51326-7
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- 書籍番号
- D-1326
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モニター
容姿にコンプレックスをもつグエンとハンサムなポールの恋愛に爽やかな読後感を覚えました。お互いが少しずつ理解しあって、愛していく過程はとてもロマンティックで、またグエンの親友のホリーも素敵でした。都会的なタッチで綴られていて、読みやすかったです。
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モニター
みにくいあひるの子である主人公グエン。美人の妹の彼氏のポール。もちろんイケ面で金持ちで、学歴もよくて本当、完璧。イヤなヤツだろうと思っていると、以外にイイ人で、つきあえば、もっともっとステキな人で、本当、世の中の女は、ほっとかない人ですよね!!どんどん夢中になっていくグエンの気持ち、わかるわかるなどと読んでいくうちに彼女になっていく自分でした。
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モニター
「人の美しさの基準は、外見ではなく内面である」という大切な事を改めて気付かせてくれた、心温まる作品でした。自分の容姿に自信が持てないグエンという女性と、自分が容姿に優れていることから、人を外見で判断する事を自然と覚えてしまったポールという男性。既に根本的な所から考え方が違う2人が、どのように親しくなって行くのか興味津々で、あっという間に読破してしまいました!
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モニター
容姿にコンプレックスを持つヒロインに美人の妹めあてでエスコート役を引き受けたヒーローという組み合わせがまず新鮮でした。半ばまでヒロインとヒロインの妹に二股状態のヒーローにいらいらしてました。お互いに相手がすばらしくて自分はふさわしくないと思いつつ惹かれていく葛藤がよかったです。
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モニター
タイトルから考えていたストーリーとはまったくちがって、少しずつ、主人公2人の距離が近くなっていくところがとてもよかったですね。ヒーローがまた人間的魅力にあふれていて、美人の妹からどんどん心はなれていくくだりがよみ応えありました。最後にヒロインが受身ばかりでなかったのもストーリーがしっかりしていて読後に満足感がありました。また、この作家の作品をよみたくなることうけあいですよ。
長年にわたり二十世紀フォックス映画会社、CBSやNBCなどのネットワーク局で働き、脚本家としても五十作以上の作品にかかわってきたという経歴の持ち主。映画やテレビドラマの仕事をしながら書いた初めてのロマンス小説が、ロマンティックタイムズ誌のベスト・ファースト・ブック部門に入賞。「華やかな業界で働くよりもロマンス小説を書くほうが好きだ」と気づき、それまでのキャリアを捨てて小説家となった。以来、講演活動や創作指導なども行う多忙な毎日の中で、数々のラブストーリーを生み出している。