ハーレクイン・シリーズ
恋に落ちる予感
富豪一族の伝説 Ⅸ
終わりが見えている恋なのに、惹かれずにはいられない。
「そそられる申し出だが、見知らぬ女性とはセックスしない」男の言葉に、ハンナはぽかんと口を開けた。なんですって?この人は、わたしを娼婦だと思っているの?親友の経営するレストランでウエイターが粗相をし、客のイタリア製のネクタイを汚してしまった。訴訟ものだと言う彼をなだめようと店の奥の部屋に連れていってこんなことを言われるなんて―ハンナはその場から走り去った。数日後、あるパーティに参加したハンナは、母の婚約者が雇った弁護士パーカー・マローンを紹介され凍りつく。こちらをまっすぐ見つめる鋭いブルーの目。あのときの男だわ。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年01月20日
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- 著者
- サンドラ・ステファン
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- 訳者
- 南さゆり
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-61059-2
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- 書籍番号
- N-1059
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- ミニシリーズ
- 富豪一族の伝説
読者レビュー
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『富豪一族の伝説』の第九話です。結婚に憧れるウエディング・プランナーのハンナと、結婚を嫌悪する離婚専門の弁護士パーカーという正反対のふたりの恋は前途多難で……。