ハーレクイン・シリーズ

偽りの蜜月
何も求められない飾り物の妻は、夫を愛してもよいのでしょうか。
貧しい生まれで両親も亡く、苦労を重ねたアンドレアは、堅実に人生を送ることを何より大切に考えていた。だから、年上で謎めいた資産家ジャスティン・テンプラーから「一生、金には困らせないよ」と突然のプロポーズを受けたとき、アンドレアはこれが答えなのだろうと思い、謹んで受けた。めくるめく愛や、甘いロマンスを夢見ないわけではないけれど、わたしには一生訪れないものだから、と淡い憧れに鍵をかけて。魅力的な外見と知性を併せ持つ、理想的な夫との生活が始まった。だが美しい人形のような妻は、やがて知ることになる。寂しさと虚しさが、いつしか心に吹きすさぶ嵐となる苦しみを。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年03月20日
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- 著者
- アン・ウィール
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- 訳者
- 片山真紀
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-13050-1
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- 書籍番号
- R-3050
ロマンス界を代表する大御所。著名な作家だった曾祖父から物書きの遺伝子を受け継ぐ。新聞記者を経て21歳で結婚後、ロマンス作家として多くの物語を生んだ。ロマンスに関する独自の持論で後輩作家と意見を闘わせることも多々あったが、とても慕われていた。2007年、惜しまれつつこの世を去る。1980年代に書かれた長編は特に人気があり、入手困難のなか世界中のファンが彼女の本を探し求めているという。