ハーレクイン・シリーズ
秘書以上、愛人未満
あなたの愛し方なんてわからない。
誰からも愛されたことがないから。
ブリアナはギリシアの無慈悲な海運王サキスの有能な秘書だ。 まるでロボットのように黙々とボスの命令に従っていたが、 彼女はじつは彼への恋心を胸の奥に秘めていた。 サキスに熱いまなざしを向けられるたび、彼女はおびえた。 いくら興味を持たれたからといって、恋に目がくらんではだめ。 以前、ある人に心を捧げてどうなったか忘れたの? 愛なんてなくても生きていける。 でも、サキスに過去を知られたら、私は生きていけない。 名前を変えるほどの事件が起きる前に、彼に出会えていたら。 今は秘書としてそばにいられるだけで、ただそれだけでいい……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年02月20日
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- 著者
- マヤ・ブレイク
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- 訳者
- 小泉まや
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年02月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13040-2
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- 書籍番号
- R-3040
読者レビュー
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モニター
よかった~。よくある設定なのにどんどん引き込まれていく作品でした。映画を観ているようで、読んだ!という感じです。二人の惹かれながら抑える気持ちも、事故のやりとりもすべてに夢中になって読みました。ヒーロの兄弟の作品も必ず読みます!
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モニター
お互いに相手のことを思っているのになかなか気持ちを素直に言い出せない2人がもどかしくてもどかしくて・・・。憧れる恋愛です。
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モニター
題名を見た時は軽妙なオフィスラブの話かと思い、ストーリーにはあまり期待していませんでしたが、読んでみたら大違いでした。あまりにも辛い過去を乗り越えてきたヒロインが、最後に幸せになることができてほっとしました。
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モニター
過去のつらい出来事のせいで、必死に心を恋愛からガードしているヒロイン、ブリアナが、痛々しくて応援したくなりました。新しい恋に出会い、強く惹かれあっているのに、過去のせいで苦しみ、希望が抱けないなんて、かわいそうで……。最後まで、一気に読んでしまいました。
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イギリスの作家。妻であり2人の子どもの母でもある彼女がロマンス小説の虜になったのは、13歳のとき。姉から借りた1冊のハーレクインがきっかけだった。そんな彼女にとって、ハーレクイン社でのデビューは夢のようだったと語る。執筆に没頭していないときは、旅行やツイッターが好きだという。