ハーレクイン・シリーズ

私の中のイヴ
彼が怖いわけじゃない。怖いのは、彼にすべてを捧げかねない私自身。
キャシーは幼い娘を抱えて広告代理店で働くシングルマザー。不慮の事故で夫を亡くして以来、いっさい身を飾らず、男性を遠ざけて、娘との生活を大切にしてきた。だが化粧品会社のCM案のプレゼンをまかされることになり、急遽、社長から化粧をし、セクシーな服を着ていくよう命じられる。相手先へ向かったキャシーは、見知らぬ男性に正面衝突して驚いた。まさにその男性こそ、化粧品会社の新社長ローハンだったのだ。眼力鋭い彼は、一目で彼女の中に潜む情熱を見透かしたように言った。「堅物を演じても無駄だ。その殻を破って必ず君を手に入れてみせる」不敵な自信に満ちたその言葉は、キャシーの体に甘い戦慄を走らせた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年02月05日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 朝戸まり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-13038-9
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- 書籍番号
- R-3038
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。海辺の家で本に囲まれて育った。グラマースクール卒業後は、地元のジャーナリストとして、フラワーショーから事件まで、あらゆる分野の記事を手がける。ロマンス小説を書き始めたのは1975年から。執筆のほかには、映画、音楽、料理、おいしいレストランの食べ歩きなどに情熱を傾けている。サマセット在住。