ハーレクイン・シリーズ
ケリーンの18歳になる妹が亡くなった── 生まれたばかりの我が子の父親の名を言い残して。 富も名声も手に入れた著名人、トリスタン・ロスが父親だなんて! つい最近まで、妹はトリスタンの秘書として働いていた。 妹の訃報を知っているはずなのに、連絡ひとつよこさない男。 ケリーンの胸に怒りがふつふつと沸きあがった。 矢も楯もたまらず、ケリーンはトリスタンの邸宅を訪ねるが、 驚いたことに、彼は即座に子どもの父親ではないと断言したうえで、 聞くに堪えない妹への侮辱の言葉を並べたてた。 ケリーンは衝撃に打ちのめされた。いったい何が真実なの?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年02月20日
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- 著者
- アン・メイザー
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- 訳者
- 富田美智子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年02月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-42051-0
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- 書籍番号
- PB-151 (初版I-82)
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モニター
妹の忘れ形見をめぐる人間関係に翻弄されていくヒロイン。強引ヒーローは細かい事は語りませんが、二人の間には常にバチバチと火花が!! 1978年の作品です。感情を抑えている分、ドキドキ感は最近の作品より高めです。キスが熱い! 二人はもちろんハッピーエンドですが、ヒーローの娘はこれからどうなるの? スピンオフがあったら読みたいくらい!
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モニター
終始やきもきしました~! ケリーンの真面目さには好感を持てます。でも、もっと素直になってもいいんじゃないかな…と。愛してはいけない人を愛してしまった苦しみは分かるけど…。でも、だからこそ、彼は彼女を愛したんでしょうね。納得のラストでした。
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モニター
妹を亡くし甥と二人になったヒロインがあれよあれよという間に甥の父親と暮らし始めます。最初は嫌な奴と思っていたのが少しずつ誤解も解け、惹かれていく様子が丁寧に描かれていて良かったです。最後まで一気に読めてしまいます。
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モニター
赤ちゃんの父親への怒りを感じながらも惹かれてしまう。ヒーローも、父親である事を否定し、ヒロインの妹への嫌悪も隠さないのに、赤ちゃんもケリーンも好条件で受け入れる。個人的には、相手の言葉を全く信用しようとしないヒロインに少しイライラしましたが、妹への愛情がそうさせたんだなぁと思うと納得。最後には広い度量のヒーローにニッコリです。
イングランド北部の町に生まれ、現在は息子と娘、2人のかわいい孫がいる。自分が読みたいと思うような物語を書く、というのが彼女の信念。ハーレクイン・ロマンスに登場する前から作家として活躍していたが、このシリーズによって、一躍国際的な名声を得た。他のベストセラー作家から「彼女に憧れて作家になった」と言われるほどの伝説的な存在。