ハーレクイン・シリーズ
秘書物語
望んで彼の秘書になったわけじゃない。
なのに心が叫ぶ──そばにいたい、と。
大企業インフェルノ社に採用された22歳のオリヴィアは、 希望する経理部への配属も決まり、胸躍らせて初出勤した。 ところがそこで言い渡されたのは、CEOの代理秘書の仕事だった。 CEOのタッカーは優れた頭脳と冷徹な決断力でのし上がった億万長者で、 誰かを解雇するときしか人前に姿を現さないと恐れられる人物。 陰で“死神”と言われる彼が相手では、断ればくびになるのは明らかだ。 いきなりの大抜擢にとまどいを隠せないオリヴィアの前に、 黒のスーツを着た長身の美しい男性が現れた。この人が……私のボス? 恐れと憧れのはざまで呆然とする彼女に向かい、タッカーが言い放った。 「きみは意見も質問もしてはいけない。言われた仕事だけすればいい」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年02月20日
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- 著者
- スーザン・メイアー
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- 訳者
- 北園えりか
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年02月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22359-3
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- 書籍番号
- I-2359
読者レビュー
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モニター
自分が秘書だからか「この気持ちわかる!」という気持ちと、「こういう場面、実際にアルアル。」という気持ちになりながら読めました。一気に読んでしまうほど臨場感溢れる内容だったと思います。「こんなステキなラブストーリー、私も体験したいな~♪」と夢見心地にさせてくれます。イタリアが出てくるあたりも良かったです!
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モニター
今回のボスと秘書も面白かったです! 二人を途中から応援したい気持ちになったり、じれったさが現実で起こっているような読みごたえある一作でした。実はスーザン・メイアー原作の漫画も読んでいるのですが、小説を読んで、作家の人柄も気になりました。より幸せになりたい方は、男性の心理描写には注目です。
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モニター
禁断の恋はやっぱりドキドキします。結末もドキドキする内容でした。私もこんな恋してみたい!
ペンシルベニア生まれ。夫と3人の子供とともに、今もそこに暮らす。販売員や弁護士秘書、地方新聞のコラムニストなどさまざまな職業を経て、現在は執筆に専念。大家族の中で育った経験や、職場でいろいろな人々と出会ったことが作品を書くうえで大いに役立っていると語る。