ハーレクイン・シリーズ
「わたし、赤ちゃんを産むことにしたの」 エリーは4年前からひそかに想いを寄せていた上司のエイダンに、 3週間の休暇を申請し、人工授精を受けることを伝えた。 両親の不幸な結婚生活を見てきたせいで、 恋愛にも結婚にも夢を抱けないエリー。 けれど、姉の赤ちゃんの写真を見て決意したのだ。 子どもと二人きりの幸せな家庭を作ろうと。 ところが、エリーの話を聞いたエイダンは休暇は認めないと一蹴したうえ、 信じ難い言葉を口にした──“ぼくが子どもを授ける”ですって? エイダンのさらなる提案を聞いてエリーは呆然とする。 「もちろん昔からのやり方でだ」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年02月05日
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- 著者
- ケイト・カーライル
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- 訳者
- すなみ翔
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年01月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51646-6
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- 書籍番号
- D-1646
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モニター
エイダンが心の中で、まるで思春期の男の子の初恋のようにジタバタしている感じが可愛いくて大好きです。また、愛が報われないと思っているエリー。読んでいて一緒に切ない気持ちになりました。最初から最後までとても面白くて、物語に惹きこまれて、一気に読んでしまいました。
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モニター
ハーレクインの本はハッピーエンドで幸せな気持ちにさせてくれるので、今回も安心して読めました。結果的には愛のある幸せな家族になれて、二人とも幸せになり、読んでいて、ほんわかしました。愛が無くても子供を産めるなら…と思っていた女性が、妊娠を機に、自分の知らなかった一面を知り、パートナーへの愛が芽生えるところがまた良いです。とてもサラッと読め、内容も理解しやすいので、疲れず読める本です!
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モニター
男前でセクシー、葛藤する姿も素敵なエイダンに私のほうが夢中になりました。エリーのほうもエイダンにお似合いな完璧な美女。だけど実は奥手で可愛くて、嫌なところがないんです。ああ、こういう女性になりたい!! 章ごとに視点が整理されているのでとても読みやすく、エイダンとエリーの両方に感情移入できます。リゾート地らしい描写も素敵で、そちらも楽しめました。
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モニター
エイダンとエリー、二人の気持ちが最初から説明されてるので、もうそんなこと言ったら誤解されるのに〜! こう言えば良いのに〜! と読んでる最中のめり込んでいる自分に気付きました。本を読むのを途中でやめてても、あの後どうなるんだろう? と続きが気になってばかりでした。ドキドキ、キュンキュン、最後は心温まりました。結婚したくなります!
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モニター
ただただヒロインがうらやましくて仕方がない。わたしもこんな夜を迎えられたら~なんて思ったり。愛や結婚を信じられない二人が段々と惹かれ、離れられなくなるけど、それを愛とは認めない。特にヒーローがじれったくて、ヒーローの兄夫婦がいなければ、一生気付いてないでしょうね。一気に読んでしまえるお話でした。
ニューヨークタイムズ紙のベストセラー作家の一人。20年にわたり、テレビ番組制作会社に勤務。その後、ロー・スクールで学び、ミステリー小説の執筆を始めた。夫とともに、生まれ育った南カリフォルニアの海辺で暮らしている。