ハーレクイン・シリーズ

大富豪の意外な提案
たとえ愛がなくても、あなたの子どもを産めるなら……。
「わたし、赤ちゃんを産むことにしたの」エリーは4年前からひそかに想いを寄せていた上司のエイダンに、3週間の休暇を申請し、人工授精を受けることを伝えた。両親の不幸な結婚生活を見てきたせいで、恋愛にも結婚にも夢を抱けないエリー。けれど、姉の赤ちゃんの写真を見て決意したのだ。子どもと二人きりの幸せな家庭を作ろうと。ところが、エリーの話を聞いたエイダンは休暇は認めないと一蹴したうえ、信じ難い言葉を口にした──“ぼくが子どもを授ける”ですって?エイダンのさらなる提案を聞いてエリーは呆然とする。「もちろん昔からのやり方でだ」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年02月05日
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- 著者
- ケイト・カーライル
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- 訳者
- すなみ翔
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- 定価
- 734円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-51646-6
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- 書籍番号
- D-1646
ニューヨークタイムズ紙のベストセラー作家の一人。20年にわたり、テレビ番組制作会社に勤務。その後、ロー・スクールで学び、ミステリー小説の執筆を始めた。夫とともに、生まれ育った南カリフォルニアの海辺で暮らしている。