ハーレクイン・シリーズ
昨日の花嫁
なぜ愛には限りがあるなどと思ったのだろう?この胸には無限の愛があったのに……。
テイラーとクレイグは運命的な恋に落ち、結婚した。不幸な子供時代を送った二人は、子供は持たないと決めていたが、結婚生活は幸せそのものだった。そして、永遠に続くはずだった。ところが、ある日、テイラーの妊娠が判明した。テイラーは産むと言い張り、クレイグは自分をだましたと彼女を責めた。やがて娘が生まれたが、夫婦の溝は埋まらず、二人は別居に踏み切った。それから五年、テイラーは父親を知らない娘を不憫に思い、思いきってクレイグに引き合わせた。クレイグには衝撃の再会だった。相変わらず美しいテイラーを見て、さめかけた心に火がついたのだ。妻を取り戻すには、彼女が何より愛する娘を手なずけるのが得策だ。そんなとき、テイラーが大怪我をした。クレイグはすかさず同居を提案した。今こそ父親の出番じゃないか!
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2014年11月20日
-
- 著者
- アリソン・ケリー
-
- 訳者
- 高橋庸子
-
- 定価
- 671円(税込)
-
- ISBN
- 4-596-00720-9
-
- 書籍番号
- I-1417