ハーレクイン・シリーズ
太陽の東、月の西
大人のためのエロティック童話 IV
★それは遠い遠いオーロラの国、ノルウェーに伝わる古いおはなし。ある晩、貧しい男のあばら屋を白い毛皮の獣が訪れ、こつこつと扉を叩いた……。★
白い毛皮の獣は言った。「おまえの娘を所望する。代わりに大金持ちにしてやろう」男と妻は猛反対したが、娘は承諾した。貧しい両親と、幼い弟妹のため。獣の妻となった娘は、気がつくと、見たこともない見事な城の中にいた。そこではどんな贅沢も思うまま。娘は全身を飾り立てられ、豪華な寝台に寝かされ、毎夜毎夜、暗闇に現れる逞しい男から激しく甘い愛撫を受け、恍惚の極みを味わった。娘は男を愛するようになったが、あるとき娘がささいな約束を破ったことから、その男こそが夫であり、呪いによって獣に姿を変えられた王子だったことがわかる。王子と城は一瞬にして消え失せ、約束をやぶった娘は荒野に取り残された。娘は夫を取り戻す旅に出た。呪いをかけた女王が待つ、「太陽の東、月の西」の城へ。そこには、100人の男たちが待っている。彼らは暗闇のなかで一人ずつ、娘を絶頂に導く。娘は愛する夫を、闇のなかで見つけ出さねばならない……その愛撫だけを頼りに。(次作『3匹のくま』)
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- 頁数
- 37頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年12月05日
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- 著者
- ナンシー・マドア
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- 訳者
- 佐野晶
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- 定価
- 275円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-42177-7
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- 書籍番号
- DG-87
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- ミニシリーズ
- 大人のためのエロティック童話
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