ハーレクイン・シリーズ
熱砂の恋
ダイアンの祖父ロネ大佐はその昔、 サハラ砂漠に連隊を率いて、アラブと抗戦した武勇の人だった。 祖父が語る砂漠の魅力に抗しきれず、とうとうダイアンは一人でサハラ砂漠にやってきた。しかしフェトナの砦跡まで来たとき、 馬に振り落とされて足をくじいてしまう。起き上がることもできず、 果てしなく広がる焼けつく砂漠に倒れたダイアンを救ったのは、 美しい黒髪の男性──アラブの首長カシムだった。 だがその時、ふたりは互いの血の宿命を知らなかった。 カシムがロネ大佐の連隊に深い恨みを抱き、 宿敵として復讐を誓っていることを。
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- 頁数
- 176頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年01月20日
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- 訳者
- 安引まゆみ
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年01月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90302-0
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- 書籍番号
- K-292 (初版R-158)
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中で“現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今も読者に支持されている。