ハーレクイン・シリーズ
7年前に婚約者を亡くし、罪悪感に苛まれ恋に踏み出せないカロリーナ。 彼女は王家に嫁いだ親友につれられて美しい島国、ジェメリ王国を訪れ、 カリスマ的な魅力を持つ皇太子ヴァレンティノと出会った。 華麗な女性遍歴が取り沙汰される、世界一もてる独身王族。 そんな評判の彼だが、実際は正義感にあふれた理知的な男性だった。 初対面でこれほど心を揺さぶられたのは初めて……。 でも許嫁のいる皇太子に惹かれるなんて、もってのほかだわ。 そう自戒しつつも、彼に熱く誘惑されると、抗いきれる自信はなかった。 だが、そんなカロリーナへの熱心な愛情表現とは裏腹に、 皇太子には女王との間に守らなければならない約束があった── ひとたび婚礼の日取りが決まれば、許嫁以外は“身辺整理”をする、と。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年01月20日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- 氏家真智子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年01月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22356-2
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- 書籍番号
- I-2356
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- ミニシリーズ
- 青き海のプリンスたち
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モニター
ハーレクインの小説は、どうして夢中になってしまうのか…。それは、現実の世界では絶対に起こらないようなことが起きるから。この物語も、現実の私には絶対に起こらない状況。女性なら誰もが一度は夢見てしまう“王子様との許されない恋”。ただ、簡単には結ばれないところが、おとぎ話とは違うのです! 舞台は現代なので、ヒロインは考え悩み、カウンセラーにもかかります。そして最後は…。とにかく、読んでその世界に没頭してみて下さい! 私はわざと、寝る前30分くらい、3・4日かけて読みました。一気に読むのがもったいない!! そして読んだ後、夢見心地で眠りました。
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モニター
それぞれが一歩を踏み出し、みんなが幸せになれる最後でした。読み終わった後よかった~~って思えました。肩書でなく、一人の人として愛せるってステキだなって思います。
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モニター
押しの強弱が絶妙で、優しさとユーモアがあり、凄くバランスの取れたとても誠実なヒーローで、正直とても羨ましくなるほどの男性でした。臆病すぎるヒロインが感情に流されないのが不思議でなりませんでしたが、それでもヒロインの想いをじっと待っていてくれる優しさが女性にとっては憧れではないでしょうか。もう少しハラハラした場面があるともっと高揚感が出るかな?と思いました。身分違いでもハッピーエンドがあると信じたいです。
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モニター
携帯電話で繋がり、メールで電話をする現代においても、王族の王位継承者というものは、血筋による結婚が必要で・・・。親によって決められた相手との結婚までタイムスケジュールが決まりつつある皇太子と、許婚を事故で亡くした女性が、出会い、恋に落ち、それぞれの障害に対応し、自分で処理し乗り越えていく。恋としても王道な内容ですね。
アメリカの作家。17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティに住み、4人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。