ハーレクイン・シリーズ
エバンジェリンは声帯手術に失敗し、歌姫としての輝かしい未来を失った。 そのうえ、信じていた婚約者にも裏切られ、 傷心を抱えて訪れたベネチアの仮面舞踏会でブロンドのゴージャスな男性に出会い、心を奪われる。 ところが、そこになんと新しい恋人を連れた元婚約者が現れた! 動揺した彼女は身を隠そうと、とっさにブロンドの男性にキスをした。 エバンジェリンの事情を察し、恋人役を申し出てくれた彼の名はマット。 仮面からのぞく青い瞳がなんて魅力的なのかしら。 気さくで優しい彼のおかげで、ひとりぼっちの夜は魔法の夜に変わった。 彼女は情熱に突き動かされるまま、夢の一夜を過ごす── やがて、彼の愛を疑うことなく妊娠を告げたエバンジェリンだったが……。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2015年01月05日
-
- 著者
- キャット・キャントレル
-
- 訳者
- 八坂よしみ
-
- 定価
- 734円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2014年12月17日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-51642-8
-
- 書籍番号
- D-1642
-
モニター
一生に一度このような恋愛に巻き込まれても良いなと思ってしまいました。キャット・キャントレルの作品は初めてでしたが他の作品も読んでみたいと率直に思いました。
-
モニター
癒しと再生のラブストーリー。2人のすれ違いと、それ以上に求めあう気持ちにグッときます。おススメポイントは・・・アルマジロです!
-
モニター
マシューとエバンジェリンは出会いの瞬間から運命のつながりを感じます。マシューは深く傷ついているエバンジェリンへ自信を取り戻すきっかけになるピアノを贈るのですが、なんとも素敵で思い切ったプレゼントです。マシューを愛していると気づき、音楽も子供も前向きに受け入れていくエバンジェリンは強くて芯のある女性だと思いました。また愛を受け入れないマシューの背中を、家族がそっと押してくれます。仕事も愛も最後は手に入れることができて、幸せをみつけた二人に心が温かくなりました。
-
モニター
80年代のアメリカのテレビドラマみたい、と思いました。現実ではあり得ない設定で、一気に最後まで読んでしまいした。大切なものを失い傷ついた者同士、ベネチアのカーニバルで出会い惹かれあい、そして結末はハッピー。安心して空想の世界に浸れますよ。
初めてハーレクインのロマンス小説を読んだのは小学校3年生のとき。文学を修めたのち教師となり、退職後は執筆活動のかたわら主婦業もこなしてきた。2011年、ハーレクイン社の新人作家発掘コンテストで優勝。2012年には、RWAのゴールデンハート賞の最終選考まで勝ち残った。夫と2人の息子とともに、テキサス州北部で暮らしている。