ハーレクイン・シリーズ
妹夫妻の死後、赤ん坊を引き取ったナオミの家に、 かつて熱烈に愛しながら別れを告げた元夫アンドレアスが突然現れた── ギリシア大富豪らしいカリスマ性も気高さ溢れる美貌も、昔のままだ。 7年前ナオミは、出会ってすぐに彼の虜になり、プロポーズを受けた。 だが夫婦として分かち合えたのは、ベッドでの狂おしい情熱だけ。 氷のように冷たく心を閉ざす夫との生活はあまりに虚しかった。 なのに、今頃なぜ彼が? ナオミはふとある事実に気づき、愕然とした。 アンドレアスは、亡くなった義弟とは親友同士だった。まさか……! 次の瞬間、無情に響く声がナオミを打ちのめした。 「親友の遺言に従い、赤ん坊はぼくが引き取る」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年01月05日
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- 著者
- オリヴィア・ゲイツ
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- 訳者
- 松島なお子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年12月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51641-1
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- 書籍番号
- D-1641
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モニター
私にとって今年1番の大ヒット作です。後半でヒーローの秘密が明らかになって驚きでした。こんな展開があったなんて! ヒーローが一人でこんな重いものを背負っていたなんて・・・。ヒロインはそんな状況がわからず自分の存在意義が見つけられず、また自分の感情に振り回されていたんですね。愛する人達を守りたいだけでなく、愛する人達と何でも分かち合えていたら少しは違っていたかもしれません。でも幸せになって良かった。
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モニター
不信感を抱きつつも惹かれてしまうヒロインの心の葛藤がひしひしと伝わってきました。ヒーローも強引なのかと思えば、実は違うと読み進めていくうちに分かります。守りたいもの・守るべきものがうまく描かれている作品だと思います。
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モニター
ヒロインとヒーローがすれ違ってしまうところがとてつもなく切なくて、ヒロインに感情移入してしまいました。さらに、驚きの展開になりますが、最後には二人の間にはたっぷりの愛が溢れていたので、気持ち良く読み終えることができました! とっても素敵なお話です!
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モニター
ヒロインの持つ、肉体と精神のアンバランスな愛情には共感しました。心では強く否定しつつも、なぜか強烈に魅せられてしまう。そんなヒーローに私も弱いです。かたくななヒーローが、ヒロインの情熱で少しずつ気持ちも重なっていく過程がたまりませんでした。一気に読めてしまいました。
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モニター
読み終わった後も、ドキドキがおさまりませんでした。こんな風に「もう、いや!」っていうくらい愛されてみたいな~と思いました。官能的な部分も多いですが、丁寧にかかれているのでとても読みやすかったです。刺激がほしい人におススメです!
カイロ在住のエジプト人。作家だけにとどまらず、眼科医、歌手、画家、アクセサリーデザイナーという実にさまざまなキャリアをもち、妻と母親業もこなしている。キャラクター設定やプロットのアドバイスをしてくれる娘と、ストーリーが気に入らなければキーボードの上を歩きまわる辛口批評家のアンゴラ猫の助けを借りながら、情熱的なロマンスを書き続けている。