ハーレクイン・シリーズ
十二夜すぎれば
わたしは百パーセント安全よ。
守ってもらう必要なんかないのに。
ハリケーンの被害から復興が著しい南部の街、ニューオリンズ。フレンチクオーターにある名門ホテルで働くジュリーは、数日前から、新任の警備主任マックのことが気になっていた。元モデルのジュリーは、男なら誰もが振り返る容姿の持ち主だが、マックが向けてくるまなざしはそんな憧れに満ちたものではなかった。あれはそう、まるでわたしを見張っているような保護者みたいな視線。新年の十二夜のパーティを控え、ただでさえ忙しいのに、彼はことあるごとによけいな世話をやいてくる。何かわけでもあるの?だが間近の準備で頭がいっぱいの彼女には、それ以上考えられない。ところが、やっと迎えたパーティの夜、街は突然の停電に見舞われ、招待客であふれる会場は深い闇に閉ざされてしまう!
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年05月20日
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- 著者
- ジュディス・アーノルド
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- 訳者
- 堺谷ますみ
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- 定価
- 755円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-82617-6
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- 書籍番号
- HP-17
読者レビュー
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六歳のときにはじめて物語を書いて以来、ずっと創作活動を続けている。ロマンス小説は一九八三年に初出版され、今では七十作以上の作品が刊行されている。RITA賞をはじめ、これまでに数多くの賞を受けた。夫と二人のティーンエイジャーの息子とマサチューセッツ州に住む。