ハーレクイン・シリーズ
悪魔を愛した乙女
華麗なるシチリア Ⅷ
私が愛した白馬の騎士は、
仮面をかぶった悪魔だった。
一族同士は憎み合っていても、アレッシア・バッタグリアは、 マッテオ・コレッティをずっと恋い焦がれていた。 そんなアレッシアに、両家和解のための結婚が命じられる。 相手はよりにもよって、マッテオの従兄弟アレッサンドロ。 アレッシアはたまらず、ある決意を胸に、マッテオを訪ねた。 そして結婚式当日──アレッシアは祭壇から逃げ出した。 マッテオに追ってきてほしいという、一縷の望みにすがって。 あの夜、想いを打ち明けた私を、マッテオは情熱的に愛してくれた。 きっと彼は来てくれる……。そう願ったが、マッテオは現れない。 呆然と立ち尽くすアレッシアを、ふいに、奇妙な吐き気が襲った。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年12月20日
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- 著者
- メイシー・イエーツ
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- 訳者
- 松尾当子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年12月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13026-6
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- 書籍番号
- R-3026
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- ミニシリーズ
- 華麗なるシチリア
読者レビュー
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ロマンス小説を書く前から、熱心な読者だった。自分のヒーローとヒロイン作りが楽しめる今の幸運が信じられないという。オレゴン州南部の自然の中で、通りの向かいに住む両親の手を借りながら、夫と幼い3人の子供と共に暮らす。朝起きて家の裏口に熊を見つけるような生活と、自宅で書くエキゾチックな街で起こる物語との落差を楽しみながら、執筆に励んでいる。