ハーレクイン・シリーズ
キャロラインの結婚
生まれてまもない赤ちゃんを置いて、姉が家を出ていった。 両親もすでに亡く、キャロラインは途方に暮れながらも、 ただひたすらその子に愛情をそそぎ、育てていた。 6カ月後、子どもの父親の従兄弟だという、 イタリア人大富豪ドメニコ・ヴィカーリが現れる。 子どもの父親は亡くなったとドメニコは言い、 キャロラインを母親と勘違いして、 その子を引き取るから結婚しよう、と申し出た。 真実を言えば、きっとこの子から引き離される── 悩んだ末、キャロラインは姉になりすまし、プロポーズを受け入れた。
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- 頁数
- 176頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年12月05日
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- 著者
- マーガレット・ローム
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- 訳者
- 三木たか子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年11月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90290-0
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- 書籍番号
- K-280 (初版R-46)
読者レビュー
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ukocyan
まずはハーレクイン社様に、ありがとうございますとの感謝の言葉を捧げたいです。初版は昭和55年7月20日、ハーレクインロマンス46冊目の出版作品の復刻盤です。学生時代に読んで大好きになったマーガレット・ローム。愛なき身代わり結婚、しかもイタリア人の大富豪――今でこそハーレクインならではの設定ですが、その原点もいえるような内容です。少々古臭く感じるかもしれませんが、古典を読むような感覚で手に取ってみてはいかがでしょうか!?
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戦争による家庭の崩壊や自身の大病などを経て、毎日をただ生きているだけの生活に疑問を持った。闘病中の読書の習慣がやがて執筆活動に至った。登場人物の織りなすあや、会話の妙に特色がある。ハーレクインの黎明期を支えた作家のひとり。