ハーレクイン・シリーズ

キャロラインの結婚
生まれてまもない赤ちゃんを置いて、姉が家を出ていった。両親もすでに亡く、キャロラインは途方に暮れながらも、ただひたすらその子に愛情をそそぎ、育てていた。6カ月後、子どもの父親の従兄弟だという、イタリア人大富豪ドメニコ・ヴィカーリが現れる。子どもの父親は亡くなったとドメニコは言い、キャロラインを母親と勘違いして、その子を引き取るから結婚しよう、と申し出た。真実を言えば、きっとこの子から引き離される──悩んだ末、キャロラインは姉になりすまし、プロポーズを受け入れた。
-
- 頁数
- 176頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2014年12月05日
-
- 著者
- マーガレット・ローム
-
- 訳者
- 三木たか子
-
- 定価
- 682円(税込)
-
- ISBN
- 978-4-596-90290-0
-
- 書籍番号
- K-280 (初版R-46)
同じテーマから探す
戦争による家庭の崩壊や自身の大病などを経て、毎日をただ生きているだけの生活に疑問を持った。闘病中の読書の習慣がやがて執筆活動に至った。登場人物の織りなすあや、会話の妙に特色がある。ハーレクインの黎明期を支えた作家のひとり。