ハーレクイン・シリーズ

恋わずらい
両親亡き後、伯母夫婦の豪邸で無給の小間使いのように働き、美しい従姉デラの影のように生きるアビー。そんな彼女の胸に、ただひとつ灯る火があった。それはデラの婚約者バスコ・ダ・カルバリュの存在だ。ある日アビーはデラに頼まれ、バスコに手紙を渡しにいく。都会で贅沢をしたいデラの、農園経営の夢には付き合えないという、バスコへの婚約破棄の最後通告だった。その夜、酔いつぶれたバスコを家に連れて帰ると、淋しさからか、彼はそっとアビーに触れてきて、ふたりは結ばれた。だがそれは、アビーにとって悲しくも辛い恋の始まりだった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年12月05日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 三木たか子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-90289-4
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- 書籍番号
- K-279 (初版R-663)
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イングランド南西部サウス・デボン生まれ。海辺の家で本に囲まれて育った。グラマースクール卒業後は、地元のジャーナリストとして、フラワーショーから事件まで、あらゆる分野の記事を手がける。ロマンス小説を書き始めたのは1975年から。執筆のほかには、映画、音楽、料理、おいしいレストランの食べ歩きなどに情熱を傾けている。サマセット在住。