ハーレクイン・シリーズ
グレースは大企業のCFOブレイクの屋敷で赤ん坊の世話をしている。 実はその赤ん坊は、従姉の忘れ形見。 ブレイクと従姉は短い間恋人同士だった。 わけあってグレースは親族と名乗れずにナニーをつとめていたが、 二人の関係を彼に知られてしまい、嘘をついていたことを問い質される。 けれど、言えなかった。言えば彼を危険に晒すことになるから。 グレースは悩んだ末、赤ん坊を慈しんで育ててほしいとだけ言い残し、 悲しみに張り裂けそうな胸の内を隠して屋敷を去った。 2週間後、彼女の家にブレイクが現れた。まさか赤ちゃんの身に……? 「今日は君に提案があって来た」続く彼の言葉にグレースは絶句した。 私をナニーではなく“妻”として屋敷に迎えたいですって?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年12月20日
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- 著者
- マリーン・ラブレース
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- 訳者
- 杉本ユミ
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年12月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51640-4
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- 書籍番号
- D-1640
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モニター
グレースとブレイクの生活が目に浮かぶようだった。私にも明日、こんな展開が起きたらとつい考えてしまった。形から入った関係だからか、感情をおさえようとしている二人に、逆にとてもドキドキさせられた。
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モニター
いとこのことを必死に守ろうとするグレースと、彼女が隠している全てを知りたいと考えるブレイク。そんな2人がモリーという守るべき赤ん坊のために結婚し、やがて惹かれあっていくストーリーはとてもロマンティックで引き込まれていきました。恐ろしいペトリーとの関わりがどうなるのか、2人の未来がどうなるのかラストまでドキドキして、一気に読んでしまいました。読み終わってみると、グレースがダルトン一家の一員として、モリーの母親として幸せに包まれたハッピーエンドで私まで幸せな気持ちになりました。寒い季節に、あたたかい気持ちにさせてくれる作品です。
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モニター
モリーの母親との約束をかたくなに守って、ブレイクに自分の気持ちを伝えられないグレースが切なかったです。人間、危機が迫るとお互いの本当の気持ちが見えてくるものですね。私の大好きなハッピーエンドだったので、ぜひ、ハラハラドキドキしながら読んでみてくださいね。
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モニター
亡くなった従姉妹との約束を果たすために忘れ形見の娘モリーを父親であるブレイクの元に届けナニーとしてモリーを育てつつ見守るグレース。サスペンス要素も満載で最後までハラハラドキドキしました。ブレイクの双子の兄アレックスとジュリーのロマンスを読んでみたいなと思いました。
ロマンス小説界最高峰のRITA賞をはじめ、数々の受賞歴を誇り、USAトゥデイのベストセラーリストにもたびたび登場する人気・実力ともに一流の作家。アメリカ空軍士官から小説家に転身したという異色の経歴の持ち主でもある。執筆以外の時間は、彼女だけのハンサムなヒーローである夫とともに、旅行やゴルフ、友人や家族との賑やかなディナーを楽しんでいる。