ハーレクイン・シリーズ
月下に紡ぐ愛
憎き敵の娘は、触ると火傷しそうな炎のように
情熱的な女性だった……。
長年にわたって敵対してきた氏族に、双子の兄が囚われたらしい。ショーは兄を救いだすべく、単身、敵の城に乗り込んでいく。そこで見つけた兄は重傷を負って死にかけていた。回復するまで、この城にとどまるしかない。こともあろうに、兄を介抱しているのは敵の領主の家族だった。とくに領主の娘メリットはショーに対して敵意を隠さなかった。彼が、父の領地を襲撃して、母を殺害した者の一族だからだ。だが、二人は相手が憎むべき敵であることをつい忘れてしまう。それほどメリットはショーと気持ちがつながっているのを感じ、ショーもまた二人を引きつけあう力を感じるのだった。
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年03月20日
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- 著者
- ルース・ランガン
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- 訳者
- 長沢由美
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- 定価
- 954円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-32357-6
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- 書籍番号
- HS-357
読者レビュー
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米ミシガン州在住。高校時代は学生新聞の記事を執筆し、卒業アルバムの編集に携わったという。ヨーロッパ及びアメリカの歴史ロマンス、現代もののロマンスのほか、脚本や子供向けの本も書く。幼なじみのボーイフレンドと結婚し、五人の子供たちを育てあげた。ゴルフ、スキー、水泳などを楽しみ、毎日数キロのジョギングを欠かさないスポーツ愛好家でもある。