ハーレクイン・シリーズ
ひとたび触れあえば ダンテ一族の伝説 Ⅱ
彼女を取り戻すためなら、
ぼくは手段を選ばない。
ダンテ家の次男マルコは、出張先でとんでもない知らせを耳にした。双子の弟ラザロが、ケイトリン・ボーンとつき合っているというのだ。ケイトリンは六週間前、ダンテ一族が営む会社に入ってきた女性だ。受付ロビーで出会った瞬間、運命を感じるほどに惹かれあったが、その後すぐ、マルコは出張のため会社を離れねばならなかった。どうやら彼女は、ロビーで会ったのがラザロだったと誤解したらしく、弟はその勘違いを利用して、ケイトリンに近づいたようだ。すぐさま帰国してラザロを責めると、弟は平然と言い返した。今夜、ケイトリンにプロポーズをするのだと。冗談じゃない。たとえ双子の弟であっても、運命の女性は渡せない。マルコは頭を必死に働かせ、ある計画を思いついた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年03月20日
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- 著者
- デイ・ラクレア
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- 訳者
- 植村真理
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51285-7
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- 書籍番号
- D-1285
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- ミニシリーズ
- ダンテ一族の伝説
読者レビュー
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家族とともに、ノースカロライナ州東岸沖の小さな島、ハッテラス島に住む。毎年激しい嵐に襲われ、しばしば停電に悩まされながらも、それを補って余りある、美しい自然や楽しい釣り、そしてこの上なくすばらしい海の眺めに魅せられている。家族で飼う猫や、息子が飼うハムスターなどに囲まれ、にぎやかに暮らしている。