ハーレクイン・シリーズ
貴族のグレイは亡兄から相続した領地を初めて訪れた。暗い屋敷に足を踏み入れると、亡兄の義理の娘アミーリアに悪漢と間違われ発砲される。お仕置きとばかりに抱きすくめ明かりをつけると、彼が2年前に会った17歳の少女は、見違えるほど美しく成長していた。
挙式寸前に婚約を破棄された痛手から立ち直ろうとしていたブルック。クリスマスイヴの夜、彼女は吹雪の中で泣いている少女を発見した。少女を自宅で保護して警察に連絡すると、魅力あふれる男性ヴァンスが事情聴取に現れた。もしかして、わたしの運命の人?
2年前に夫を亡くしたジェニーは経営するブライダルサロンの売却を決めた。亡夫と共に事故に遭って火傷を負った息子の治療費を捻出するためだ。だが売却先の会社の社長ガイが店に現れ、傍若無人な態度をとった。ジェニーが激怒すると、突然彼に唇を奪われ……。
裕福な家の娘ポリーは不運に見舞われた。父の遺産を全部失ったうえ、住みこみの家庭教師の職も解雇されたのだ。心優しい教区牧師のアレックスに相談すれば、新設される学校の教師として雇ってもらえるかもしれない……。しかし、彼女の期待は見事に裏切られる。
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- 頁数
- 432頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年11月05日
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- 定価
- 1,284円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年10月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-80832-5
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- 書籍番号
- X-32
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モニター
心温まるクリスマスに起こったラブストーリーが4話収められています。それぞれ様々な境遇の二人に起こった素敵な出来事。その誰もが心に傷をかかえながらも懸命に生きています。どんな困難に陥っても、優しさと強さを失わない登場人物に、愛の素晴らしさを教えてもらいました。クリスマスシーズンにぜひ読んでほしい至極のラブストーリー達です。運命の人とは、いつか必ず出会い、そしてちゃんと気付くんだな~と、幸せに包まれた主人公を見ていると思わざるを得ません。
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モニター
私のおすすめは『イヴに天使が舞いおりて』と『純情なシンデレラ』です。ともにリッチでも放蕩者でも傲慢でもないナイスガイとナイスガール。幸せになって当然なのに孤独な二人が、子どもや親切な周囲の人々を通してクリスマスに幸せになるお話です。クリスマスに読むのにふさわしく、ヒーローとヒロインが素直で誠実で、イライラさせられることもなく、読んでいる自分もほのぼのと幸せな気分になります。
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モニター
自分とはまるで境遇が違うのに、どんどんストーリーに引き込まれていきました。ヒロインが過去につらいことがあっても、運命の男性と巡り合ってロマンスが芽生えるのにはいつもドキドキします。読んでいる間は、ステキなクリスマスの魔法にかけられたような時間でした。
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モニター
今回のこの短編集、強気のヒロインたちがそれぞれヒーローを虜にしていく様に思わずニヤリとしてしまいました。
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モニター
タイトル通り、4つの様々な愛の形が読めます。良いと思ったのはとしては一つ一つの物語の分量が短いので読みやすい点です! だから次の作品へ、次の作品へと読み進めるうちに、前の話ではこうだったのになーなどと比べながら読むことができるのも面白かったです。
1978年にデビュー以来、実に150作以上の作品を生みだした。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、作家になることを決意。物語を書き進めていくうちに徐々に主導権が登場人物へと移り、いつしか彼らが自由に物語を紡ぎはじめるのだという。
17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会う。帰国後大学で、数多くの外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。アメリカのユタ州ソルトレーク・シティに住み、4人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。
オーストラリアの農場で育ち、ロマンスを夢見る少女だった。医師と結婚後、病院を舞台にしたロマンス小説を書くことからスタート。現在はハーレクインの常連作家として、作品の舞台も多様になり、テンポのよい作風で多くの読者の支持を得ている。
イギリスのケント生まれ。幼少期を過ごしたオーストラリアのメルボルン、パプアニューギニアの生活が執筆に興味を抱くきっかけとなった。ニューサウスウェールズ大学では音楽学を専攻し、音楽教師も経験。現在はメルボルンに暮らしている。