ハーレクイン・シリーズ
アシュリーは亡き父が遺したフロリダ沖の小島で暮らしている。 ある週末、セバスチャンと名乗る謎めいた男性が島を観光で訪れた。 生まれついての征服者のような彼の荒々しい魅力に抗えず、 アシュリーは一度きりと固く心に誓い、熱い夜をともにする── それが残酷な復讐の始まりとも知らずに……。 彼が島を去ってすぐ、アシュリーのもとに驚愕の知らせが届いた。 島はすべて、借金のかたとして巨大企業に買収されたというのだ。 そしてその会社社長こそ、あのセバスチャンだった! せめて島だけは返してと懇願するアシュリーに、彼は傲然と言った。 「一カ月間ぼくの愛人になるなら、島に住まわせてやろう」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年11月05日
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- 著者
- スザンナ・カー
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- 訳者
- 深山咲
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年10月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13013-6
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- 書籍番号
- R-3013
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モニター
とても面白かったです。久しぶりに大満足した1冊です。あらすじからも先の読めるストーリーではあるんですが、ヒーローとヒロインの痛い気持ちがすごく伝わってきて入り込んで読み切りました。ヒロインの辛く悲しい気持ち、そしてヒーローの後悔する気持ちとそれに逆らおうとする気持ちどれもがバランスよく書けていて涙してしまいました。ただこのタイトルはもう少しなんとかならなかったのかしら・・・。
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モニター
ヒーロー&ヒロインのすれ違いにじりじりしました~。早く、お互いの誤解が解け、ヒロインに幸せになって欲しい~、と思いました。最後は、ヒーローの包容力でヒロインがとっても幸せになり、ほっとするハッピーエンドでした。
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モニター
久しぶりにロマンス本の王道を読ませていただきました。最後まで2人がどうなるのか、心配しました。
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モニター
アシュリーの、男の気を引くのに必死にならないように、男に溺れないようにという決意が、暗い過去の経験だと言うのが切ないです。セバスチャンとの出会いは仕組まれたものだったし、その後の恋愛、復讐の駆け引きも面白いですが、この本で一番はっとしたところはやはり、女性が男性の注意をひこうとして必死になる姿というのがどんなにまずいものかを再確認でき、ハーレクインはやはり実践の恋愛の指南書になると思った事です。
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モニター
『愛人島』というタイトルから私が想像した話ではなかったです! アシュリーとセバスチャンの「愛人」という関係から、どうなっていくのかも気になることでしたが、私はそれよりも、家族との関わりに気持ちが入りました。「愛人」でもなく、「復讐」でもなく、「家族」の話として、私は考えさせられました。おもしろかったです!
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モニター
お互いに求め合っているのに素直になれないアシュリーとセバスチャンのふたりの関係にドキドキしました!
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モニター
悲しい生い立ちからひっそりと生きるヒロインと、過去の怒りに取り付かれたヒーローが、互いを癒しあい真実の愛にたどり着くまでが描かれています。波乱万丈で、ハラハラドキドキしながら一気に読んでしまいました。
10歳から熱心なロマンス小説読者だったが、家では禁じられていたため、図書館や双子の姉がこっそり隠し持っているものを読んでいたという。大学卒業後、本格的にロマンス小説を書き始めた。現在、アメリカ北西部沿岸に家族と暮らす。