ハーレクイン・シリーズ
買われた令嬢
放蕩貴族と父の間で交わされた約束。
私はただの、取り引きの道具なの?
23歳で未婚のカテリーナは、もっぱら父の頭痛の種だ。 そんなある日、父の書斎に貴族のチェイス・ボストン卿が現れる。 彼はカテリーナの弟と無謀な賭をくりひろげた結果、 弟がとてつもない額の借金を抱えたことを告げに来たのだった。 放蕩者の名を馳せるチェイスの評判なら、カテリーナも知っていた── 数多の色恋沙汰に始まり、大胆な賭に勝つ強運の持ち主であること。 傲慢で不埒な彼をよく思わないカテリーナだったが、その態度が、 女性に嫌われてただでは引かないチェイスの心に火をつける! 彼はカテリーナの父に向かい、決然と述べた。 「借金をすべて帳消しにする代わりに、娘さんを妻に迎えたい」
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年11月05日
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- 著者
- ジュリエット・ランドン
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- 訳者
- 鈴木たえ子
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- 定価
- 906円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年10月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-33199-1
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- 書籍番号
- PHS-99 (初版HS-324)
イギリス北部の古代の面影を残す村に夫とともに住む。美術や歴史への興味が旺盛で、ヒストリカルの小説を書き始めた。作品を執筆するために調べ物をするのはとても楽しいと語り、特に中世初期がお気に入りの時代だという。