ハーレクイン・シリーズ
フランス領の島で平穏に暮らすステファニー。 結婚を間近に控えたある日、異母姉から呼ばれ、 亡父の遺産整理のために婚約者を残してイギリスへ発つ。 異母姉は不動産王と呼ばれる人物の豪壮な屋敷に滞在していた。 不動産王ルーク・バローダ。ステファニーは彼に会うなり驚いた。 以前、彼女と婚約者のディナーの席に現れて、 帰り際に「君が欲しい。僕は欲しいものは必ず手に入れる」と、 恥知らずな言葉を囁いたあの男! なぜ彼がここに? 動揺するステファニーの心の内を見透かしたように、 またしてもルークは傲慢な誘惑をしかけ、彼女の無垢な唇を奪った。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年10月05日
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- 著者
- パトリシア・レイク
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- 訳者
- 山本みと
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年09月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13006-8
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- 書籍番号
- R-3006
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モニター
若くて純粋なヒロインが、子供の頃から慕う婚約者と、突然現れて彼女の心をかき乱すヒーローの間で揺れ動き、腹違いの姉の画策にも翻弄されながら、真実を見極めようと、何度も涙を流す場面に、こちらの感情も引き込まれた。初期の作品らしいが全くそんな感じはなく、むしろヒーローの率直さや、無駄に疑念を抱かない男らしさにこちらがメロメロになった。
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モニター
ステファニーがルークと出会ったことで偽りの愛に気付き悩み、傷ついた心が真実の愛になかなか進めない。人間不信に陥りそうなことなのに、自分をしっかり持っていて自分で答えを導いていたのが素敵でした。温かく見守っていたルークにも優しを感じました。心にほっこり染み渡る内容になっていました。複雑に絡みあった人間関係にも驚きました。
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モニター
丁寧な話の運び方で、主人公のステファニーの心境もよく伝わってきました。亡父の遺産整理から話が展開していき、ステファニー、不動産王のルーク、義姉との愛憎織り成す会話のやりとりに引き込まれていきました。が、この3人から友情や愛情の対象となる亡父の魅力が、いまいちわかりませんでしたが…。
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モニター
息をのむ出会いから本当の愛を見つけるまでのヒロインの心の揺れにハラハラしました。身近な人からの裏切りに傷つきながらも、自分を貫き幸せをつかんだヒロインに拍手です。
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モニター
ステファニーと不動産王のルーク・バローダとの運命的な出会いの物語にずっとドキドキしていました! ステファニーは婚約者がいる身なのにルークに惹かれていく。認めたくないながらも抗えない。そして最後にはとうとう…。それにしてもルークはやり手ですよねぇ。何もかもお見通しでステファニーを思い通りに操って。でも女はこういう男に弱い(笑)。
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モニター
フランス領の島で暮らす若いステファニーがヒロイン。彼女は素敵な婚約者もいて平穏な生活をしていました。しかし、亡父の遺産整理の件で異母姉のいるイギリスへ。ここから彼女のすべてが変わっていくと言っても過言ではないかも! イギリスにいる異母姉、異母姉が手に入れたい不動産王と呼ばれる人物、さらにはステファニーの婚約者、それぞれの思惑・行動が交錯し、ステファニーを翻弄してきます。
ハーレクインの黎明期を支えた作家。港町リバプールで生まれた。イギリスの古典文学を愛し、早くからエッセイなどを執筆。美術学校を出て、訪れたヨークシャーの田園風景に魅せられて定住、作家活動に入った。