ハーレクイン・シリーズ
親代わりのおじに未婚の老嬢になることを心配されるサラは、 意に染まない相手から執拗な求婚を受け、憂鬱な日々を過ごしていた。 そんな折、ある家庭教師の女性と出会い妙案を思いつく―― 女性から推薦状と服を買い取って家庭教師になりすまし、 しばらく身を隠しながら将来についてゆっくり考えたい。 首尾よく女性に代わって雇用先の侯爵家に到着したサラは、 安堵したのもつかの間、新たな不安に苛まれる。 教え子の親戚にあたる貴族のルーパートが教育係として現れ、 家庭教師らしからぬ風情のサラに“興味”を示したのだ。 正体を暴いてやろうとでもいうように、彼は容赦ない追及を開始した!
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年10月05日
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- 著者
- アン・ヘリス
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- 訳者
- 堺谷ますみ
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- 定価
- 906円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年09月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-33196-0
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- 書籍番号
- PHS-96
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モニター
ヒストリカルは普段あまり読まないのですがこれはサスペンス風味もあって読みやすかったです。最初は疑いの目でヒロインを見ていたヒーローがどんどんヒロインに惹かれていく様子は読んでいてドキドキしたし、子供たち、特に女の子がかわいらしくて読んでいてとても楽しかったです。
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モニター
ヒストリカルはボリュームがあって読み応えありですね。私自身はサスペンス物は苦手だったのですが、そこはハーレクイン、物語に引き込まれます。最後までハラハラドキドキでしたが、ヒストリカルのロマンスは素敵です。
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モニター
女性の人生が男性によって変えられたり、醜聞で傷つけられる時代にあって自分らしく生きようと前向きな主人公サラの明るさにどんどんひきこまれていきました。
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モニター
読み終えて…面白かったです。ヒストリカルなのでかツッコミ処は満載なんですが、ヒロインも率直で少し可愛げがないところがありますが好感が持てました。ヒーローも上流階級特有の尊大さはありますが男らしくて時に優しくもあり良かったてす。ただどこかで読んだような話に似てるように感じられました。家庭教師だからかな~!?
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モニター
家庭教師と入れ替わったサラは実は女相続人。現代ではさしずめバリバリのキャリアウーマンな彼女はお金目当てで近づく男から逃れるために家庭教師と入れ替わり、カヴェンディッシュパークに住み込みます。そこでヒーローのルーパートと出会います。お互いとても惹かれているので、読んでいてもどかしいです。登場人物もみんな素晴らしく面白くて一気に読み終わってしまいました。それにしても、昔の貴族社会はとても興味深いです。
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モニター
読み応えたっぷりのとても良い作品でした。ヒロインは、自立した賢い女性で、ヒーローは、そのヒロインを守る大変包容力のある素敵な男性でした。
スリルあり、ドキドキあり、サスペンスあり、そしてロマンスありの満足のいく内容でした。お勧めです。 -
モニター
読み応えがありました! サラがルーパートと出会うまでの心の動きも、この時代の女の人の気持ちを垣間見た気がしましたし、ルーパートと出会ってからは、お互い探り合うような会話だったり、楽しげだったり、二人のやりとりがおもしろかったです。また、読みながら、サラが着るドレスについて、想像したりするのも楽しかったです。貴族の世界を満喫できると思います。
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モニター
財産家であるがゆえ、お金目当ての求婚者に辟易している自立心旺盛な職業婦人でもあるヒロインと、若かりし頃の苦い経験から人間不信のヒーローが、心を開いて愛を掴むまでを、ヒストリカルでありながら現代社会にも通ずるテーマ展開で、新鮮な面白さです。
イギリスはケンブリッジに住んでいるが、冬のあいだは夫とともにスペインのジブラルタル海峡に面したマラガのリゾート地で過ごすことが多い。青い海の白い波頭を眺めながら、涙あり笑いありの、ロマンチックな恋物語の構想を練るという。