ハーレクイン・シリーズ
5年前に母が亡くなり悲しむ父を献身的に支えるあいだ、 リジーは幼なじみのピーターの求婚に応えられずにいた。 だが父の再婚が決まり、ようやく自分の将来を考えようとした矢先、 ピーターとの再会に愕然とする――彼は新婚の妻を伴っていたのだ! 動揺するリジーを救ったのは、父の再婚相手の弟、ノアだった。 とっさに恋人のふりをしてリジーをその場から連れ出すと、 慰めではなく誘惑の香りを漂わせながら、彼女の唇を奪った。 人を魅了する天才と言われる彼に、私は惹かれないと思っていたのに……。 さらに激しく動揺してしまったリジーに、ノアが傲慢な宣言をした。 「僕さえ望めば、きみを言いなりにすることができる」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年10月20日
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- 著者
- リズ・フィールディング
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- 訳者
- 後藤美香
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年10月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22343-2
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- 書籍番号
- I-2343
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モニター
私好みですごく良かったです。純粋なヒロインと傲慢気味のヒーロー。いろいろな誤解からお互いの本当の姿や気持ちがなかなかわかりあえず、ヒロインの思いがせつなくて泣いてしまいました。最初から二人のやりとりが面白くて、一気に読んでしまいました。とてもおすすめです。
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モニター
ノアの強引さがレット・バトラーを彷彿とさせました。素直になれないヒロインも可愛かったです。
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モニター
リジーに対する誤解を持ちつつもメロメロ系ヒーローの行動をするノアに微笑ましく読み進めました。しかし、途中から雲行きが怪しくなり、ヒーローの本心が見えずメロメロだと思ったのは勘違い? 早く先を知りたい! ノアの想いはどこにあって、リジーの義母は本当は悪い人なの? まだ二転三転あるの? と惹きこまれて読み終えました。ノアの特殊能力?(察知力?)にクスッとしました。年で鈍るものなのでしょうか(笑)
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モニター
主人公リジーは、気丈な性格が災いし、ヒーローとも似た者同士なのか、心にもない事を言い合って、なかなか心を通わせる事ができず、読んでいてかわいそうなこともありました。でも、運命の相手に出逢えた事で、周りの人たちの思いやりや思惑に紆余曲折はありつつも、最後は一気にすっきりして、思わずにんまりしてしまいました。最後まで読んだ後、もう一度読み返すと、いろんな場面がまた違って見えて、とても面白かったです。
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モニター
ヒロインもヒーローも家族思いの優しい人で、特にヒロインは自分の幸せよりも周りの幸せを願い、努力しているところが可愛らしく健気で好感が持てました。ヒーローはちょっと傲慢というかヒロインのことを誤解して、色々と仕掛けるところが面白いです。話の展開が早く、楽しみながら読めました。
イングランド南部バークシャー生まれ。20歳のときアフリカに渡り、秘書の仕事に就いた。土木技師と結婚し、その後10年間をアフリカと中東で暮らす。夫は激務で、彼の帰宅を待つ長い時間、ものを書いて過ごすうち作家の道に。現在はウェールズに住んでいる。夫とのあいだに2人の子供がある。