ハーレクイン・シリーズ
家同士の確執から誰にも告げずにカーラはルーカスと逢瀬を重ねていた。 危険で男っぽくハンサムなルーカス。彼を思うだけで胸が熱くなる。 そんななか、二人の姉と兄が障害を乗り越え、結婚することになった。 これでもう私たちの関係を秘密にする必要もなくなるのね。 だが、カーラの期待は手酷く裏切られる。なんとルーカスは姉たちの婚前パーティで、家族に別の女性を恋人だと紹介したのだ。 いったいどういうことなの、ルーカス? カーラは突然の仕打ちに混乱するが、 他の男性と話していると感じる、ルーカスからの焼けつくような視線。 その瞳に欲望を見た気がして、 ルーカスの本心を確かめるため、カーラは彼を誘惑することに……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年10月20日
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- 著者
- フィオナ・ブランド
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- 訳者
- 大田朋子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年10月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51631-2
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- 書籍番号
- D-1631
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- ミニシリーズ
- ギリシアの恋人
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モニター
ハーレクインのギリシア男性のイメージは、「裕福でハンサムだけど強引で傲慢」でした。しかし、本作を読んでそのイメージは払拭されました。ヒーローのルーカスは、裕福でハンサムですが、とても繊細だと思いました。ルーカスと、ヒロインのカーラーは、お互い駆け引きしながらも、自分の素直な気持ちに気付いていく過程は、ハラハラドキドキしながらも、安心して感情移入できました。読後は、とても優しく温かい気持ちになりました。
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モニター
恋愛を8年以上していない私にとって、主人公がうらやましかった。色々な思いが駆け巡るロマンス、私もロマンスの体験をしたくなりました。楽しかったです。
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モニター
なかなかヒロインを愛してることに気づかないヒーローにハラハラしました。二人の気持ちは一緒なのに、なかなか素直になれないヒーロー。恋のライバルは出てくるし、何度も諦めようとするヒロインが可哀想でした。でもヒロインがピンチになると、颯爽と現れて、助けてくれるんですよね。諦められないはずだって、思ってしまいました。
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モニター
お互いに必要とし、惹かれあっている二人。でも、心は気持ちとは裏腹で、どんどんすれ違っていく。過去の出来事に縛られて、自由な気持ちを失いつつあるルーカスを助けてあげたいと願いながら読み進めた。自立した生き方を見せるカーラはとても魅力的であった。二人の会話がおしゃれで、読んでいて引き込まれる内容であった。
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モニター
情熱的な容姿とは違って神経質な性格のカーラと、過去の恋に縛られているルーカス。相思相愛に見えるのに、お互いになかなか素直になることができない。相手の気持ちがわからず、すれ違う二人の恋にすごくやきもきさせられました。もう結末が気になって、一気読みです。ルーカスの弟のゼインが登場する次作も気になります。
ロマンス小説を書くことを除けば、わたしの人生はごくごくありふれた平凡なものよ、と彼女は言う。作家としてデビューする前は、8年間ニュージーランドの林野局に勤務していた。現在は2人の息子とともに、亜熱帯魚釣りやダイビングが盛んなベイ・オブ・アイランズに暮らす。