ハーレクイン・シリーズ
紅薔薇と白雪姫
彼女にとって、その男性はまさに真っ暗な闇に差し込んだ一条の光だった。
コミュニティスクールの犯罪学のクラス──それはハイジの目的にぴったりだった。ただ一つ予想外だったのは、担当するのが引退した刑事ではなく、長身でたくましい現職刑事ギデオンだったことだ。そのクラスはミステリー作家の卵たち向けのものだと知り、ハイジは親友の冤罪事件を小説の〝あらすじ〟として発表し、ギデオンの注意を引いて再捜査に協力してもらおうと企てた。そして彼女の作戦は成功した。彼がすぐに〝あらすじ〟のことで話があると言ってきたのだ。これで親友を救えるかもしれない、とハイジは胸を高鳴らせた。その胸にある別のときめきは、今は無視して……。
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年08月05日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- 矢部恵子
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- 定価
- 946円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-30475-0
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- 書籍番号
- S-475
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