ハーレクイン・シリーズ
伯爵家のシンデレラ
どうして正直に言ってくれなかったの?僕は船乗りではなく、伯爵だ、と。
ああ、人生ってすばらしい!夏の太陽に輝く湖のほとりで、ケリーはつぶやいた。秋に就職を控えた彼女は、親友ジュディの一家に誘われ、イタリアのガルダ湖畔に立つ別荘に来ていた。ある日、ケリーは別荘に侵入しようとした男を捕まえる。だが、泥棒に見えた男はジュディの夫の友人で、ジャンニと名乗った。誤解がとけると、ケリーは船乗りらしい素朴な彼に惹かれ、楽しいデートを重ねたすえに、彼に身を捧げる。数日後、ジュディとオペラを見に出かけたケリーは、“結婚したい男性ナンバー・ワン”という伯爵を紹介された。彼こそ、ケリーをバイクに乗せて走り回っていたジャンニだった。わたしはイタリアの貴族にもてあそばれた……。ケリーは怒りに身を震わせた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年08月05日
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- 著者
- ジャクリーン・バード
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- 訳者
- 加藤由紀
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-11817-5
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- 書籍番号
- R-1817
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