ハーレクイン・シリーズ
浮気を繰り返した夫と離婚してからすでに九年、レイチェルはロマンス作家として順調な道を歩き始めている。娘と二人の暮らしも、まずまず平穏だ。そこへ、再婚してアメリカに渡った元夫が、夏休みに娘をフロリダに招待したいと言ってきた。上司ジョー・メンデスが同行してくれるのだという。父親に会わせるのはよいが、見知らぬ男性に娘を委ねるのは不安だ。ふいに訪ねてきたジョーを見て、彼女はさらに当惑した。若く魅力的なジョーに心を奪われてしまったのだ!年下の男性への、苦しい恋の始まりだった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年07月05日
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- 著者
- アン・メイザー
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- 訳者
- 茅野久枝
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12398-5
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- 書籍番号
- R-2398
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モニター
はじめはなかなか物語に入り込めなかったが、だんだん後半になるにつれて引き込まれて、もう一度最初から読み直したほどだった。表現をたどっていくと伝わってくるものが多かった。翻訳の力も大きいと思うが、もう少し軟らかい表現にしてほしいと思いつつ、その激しさに引き込まれていくところもあり、結構おもしろかったというのが読後感である。
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モニター
中学生の頃読んでいた、恋愛物の小説の大人バージョンという感じがしました。私が今回読んだ本は、バツイチ子持ちの女性が主人公でした。年齢を重ねると恋愛に臆病になってしまう所等は、かなり共感でき、どんどん本に引き込まれていき、一気に読み終えました。
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モニター
この2人が恋に落ちるのかな?と、なかなか恋が進まない関係に、少しイライラしながら読んでしまいました。しかし、読み進んでいくと、その先どうなるのかとても気になり、一気に読んでしまいました。心が純粋だから、心の優しい男性と出会え幸せになれたのかなあと思いました。
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モニター
年下の男性との恋、しかも過去に苦い離婚を経験している女性がどんどん彼に引き込まれていくのがドラマチックで一気に読んでしまいました。自分とは住む世界が違う階級の男性にとまどい、またそれがゆえに惹かれていくヒロインの気持ちが細かく描かれていて、ラストの展開には思わず涙が出そうになりました。
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モニター
37歳シングルマザーのヒロイン。お金持ちでハンサムなヒーローと出会った瞬間から惹かれあう二人ですが、住む世界が違いなかなか踏込めないヒロイン。自分よりも年上なのに、うぶな感じのヒロインにどんどん惹かれていくヒーロー。しかしこのヒーロー本当にプロポーズがヘタで、傲慢なのに可愛く想えてきました。読み終わった後ほのぼのとした温かい気持ちになりました。
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モニター
子供がいて、離婚歴ありしかも年上。そんなレイチェルを愛してくれる男性がいたのです。しかも、ジョーは、ハンサムでお金持ちで、魅力的でどんな女性でも選べるのに。善良で人のいい、レイチェルの苦しい恋を、もし、これが私ならと考え、わくわくしながら一気に読んでしまいました。
イングランド北部の町に生まれる。息子と娘、二人のかわいい孫がいる。自分が読みたいと思うような物語を書く、というのが彼女の信念である。ハーレクイン・ロマンスに登場する前から作家として活躍していたが、このシリーズによって、一躍国際的な名声を得た。