ハーレクイン・シリーズ
偽りの誘惑
財産目当ての愛人と誤解されて、いま、誘惑のゲームが始まる。
資産家アレグザンダー・ハリントンが亡くなり、その莫大な遺産は、遺言によって、意外な相続人ローラ・マクレーンに託された。世間は突然現れたこの謎の女性を財産目当ての愛人と噂する。真実は、若き日のアレグザンダーの恋が生んだ実の娘だったのだが、誤解はとかれぬまま数カ月が過ぎ、クリスマスを迎えようとしていた。残された家族に、いつか本当のことを告げたいと願うローラは、このクリスマスに、ハリントン家を訪問しようと思いつく。誤解をとき、家族として受け入れてもらえるなら……。しかし、そこにはひとつ問題があった――クイン・マニヨン。アレグザンダーを名付け親に持つ彼も、ハリントン家に招かれていた。クインがいるなんて……。彼は、ローラを名付け親の愛人と決めつけ、出会ったときから、悪意に満ちた言葉をあからさまに浴びせてきた。それなら、彼の望む〝男を誘惑し、罠にかける悪女〟を演じてやろう。ローラは自分を偽り、傲慢な彼に誘惑のゲームをしかけていった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年08月05日
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- 著者
- アマンダ・ブラウニング
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- 訳者
- 進藤あつ子
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- 定価
- 671円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-8335-4295-1
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- 書籍番号
- I-1295
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