ハーレクイン・シリーズ
嘆きのウエディングドレス
親友と兄が犯した罪を償うために、
理不尽な結婚を迫られて……。
親友ビアンカの結婚式に招かれ、エリザベスはミラノへと発った。結婚前のパーティが続いたある夜、ビアンカの婚約者、ルチアーノの魅力に屈し、エリザベスは彼にキスをしてしまう。これはまさに親友に対する裏切りだ。彼女は自分を激しく責めた。だが挙式直前、エリザベスの兄がビアンカと駆け落ちするという、とんでもない事件が持ちあがった。兄は会社の金を横領したうえに花嫁を連れ去ったらしい。「兄さんを刑務所に送りたくないなら、僕と結婚しろ」脅迫めいたルチアーノの求婚に、エリザベスはなす術もなかった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年05月20日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 水間朋
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12389-3
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- 書籍番号
- R-2389
読者レビュー
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日本では一九九七年に『追憶の重さ』でデビュー。以来三十作近い作品を発表し、情熱的な作風で読者からの絶大な支持を集めている。執筆の原動力となっているのは、緻密な人間観察、それにロマンス小説への飽くなき愛情だという。英国マンチェスター在住。