ハーレクイン・シリーズ
タビーは両親に捨てられ、掃除人として生計を立ててきた。 里親の元で姉妹のように育ったソニアが急死し、 タビーは遺された生後6カ月の赤ん坊の後見人となったが、 貧乏で独身の彼女に福祉局が養育権を認めるとは思えない。 タビーは、共に亡くなったソニアの夫の遠縁で、 遺児の共同後見人であるアケロン・ディミトラコスを訪ねた。 巨大なビルの最上階にオフィスを構えるギリシアの若き実業家は、 恐ろしく背が高くハンサムで、そしてとてつもなく冷酷だった。 「その薄汚い女をつまみ出せ」にべもなく追い返された彼女だが、 なぜか数時間後、アケロンから唐突なプロポーズを受け――。
-
- 頁数
- 176頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2014年09月20日
-
- 著者
- リン・グレアム
-
- 訳者
- 霜月桂
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2014年09月04日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-13000-6
-
- 書籍番号
- R-3000
-
モニター
『シンデレラの純潔』というタイトルにまず、ドキッとさせられました。セクシーなストーリーを連想させられますよね。そしてアッシュの「僕はセックスが好きなだけなんだ。」というセリフには、度胆を抜かれました。でも、彼のセリフと思うと、不思議といやらしく感じませんでした。赤ん坊、嫌な女、薄汚い女呼ばわりされたヒロインが美しく変身と、3000号に相応しく読み応え満載の作品でした。
-
モニター
強く、たくましく生きるヒロインがとても素敵でした。ハンサムで傲慢で、富も権力も持つハーレクイン王道のヒーローもどこか憎めず可愛らしかったです。お互いに素直になれず、もどかしくもなりましたが、最後は笑顔になれるストーリーでした。
-
モニター
“本能に訴えかけてくる原始的なまでの男らしさ”で、25歳バージンのヒロインに臆せず、SEXを語り、その気にさせる、導く、エスコートする…健康な男性を意識させられっぱなしでした。巻き毛の黒髪、くつろいだ時の髭やジーンズだけの姿もセクシー。巻末に『リン・グレアムに訊く35の質問』があります。ヒロインが必ずバージンな理由、ヒロインが双子や三つ子を産むことが多いのは? 筆者のプライベートと執筆が分かる内容。
-
モニター
本当にアッという間に読みました。二人が惹かれ合う部分も、うっとりでしたが、アッシュがだんだんと生後6ヶ月のアンバーを受け入れていく様子もキュンキュンでした。タビーとアッシュのラブシーンは、全て素敵です!!! 私もタビーになりたい~。
-
モニター
ギリシア大富豪のアッシュ、日々の生活に追われながら、亡くなった友人の子を育ているタビー。お互いに希望を叶えるために始まる偽装結婚が徐々に本物の愛に・・・ホットな場面はもちろん、ヒヤリとさせるサスペンス場面にどきどきする展開。アッシュのタビーへの思いが強くなっていく様子に、休むことなく一気読みしちゃいました。
-
モニター
お金持ちの男の人と貧乏しい女性が恋に落ちてて変わって行く話です。こう書いてしまうとありきたりな恋愛映画みたいですが、展開はすんなり進まず、男性も女性もプライドがあり、そのプライドをもちつつもお互いを大事にすることができて本当に愛しあえるというもの。主人公はあなたのためなら何を捨ててでもというような恋愛オンリーな女性でなく、大切にしたいもののために頑張れる人で、それをみて男性も次第に心が惹かれていくという感じなので、応援したくなり、続きが気になってしまいました!
-
モニター
愛には色々な形があり、人を変える力があるんだなと思いました。
-
モニター
文字通りのシンデレラ物語でしたが、ヒーロー、ヒロインともに心に傷を持っており、なかなか距離が縮まらずドキドキしました。二人が過去の出来事を共有し、赤ちゃんの存在やある事件でぐっと近づいた時には、ニヤニヤしながら読みました。もっと長く読みたいと思える作品でした!
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者だった。大学卒業後、14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。