ハーレクイン・シリーズ
ニューヨークへ向かうバスに揺られ、ホリーは緊張していた。 調香師だった亡き祖母と一緒に作った大切な香水“コレット” これを企業に売り込み、多くの人に送り届けることが夢なのだ。 ところが目も眩むような贅沢なオフィスに足を踏み入れたとたん、 見知らぬ魅力的な男性にいきなり連れ去られ、彼女は縮みあがった。 折しもその日は新商品のCMモデルのオーディションが開かれており、 気づけばホリーは正体を明かす前に、モデルとして採用されていた。 しかも驚いたことにあの魅力的な男性── 会社社長ドラゴの手練手管に操られ、夢のような一夜を過ごす。 だが1年後、彼女は幼い息子を抱え、貧しい生活を強いられていた……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年09月05日
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- 著者
- リン・レイ・ハリス
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- 訳者
- 相原ひろみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年08月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12994-9
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- 書籍番号
- R-2994
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モニター
ヒロインの素朴ながらも誰もが惹かれる内面からにじみ出るような魅力と強い信念に共感して、彼女の幸せを願いながらぐいぐいと読み進んでしまいました。惹かれあいながらも惹かれまいとする二人がそれでも近づいていってしまう抗えない愛が心地よかったです。
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モニター
2人の心のすれ違いがもどかしかったです。読み進めて行くうちに悲しい過去からヒーローがヒロインに「愛している」と言えない理由に納得し、それを乗り越えたラストに感動しました。愛の強さを感じて、読後にはときめきで胸がいっぱいになりました。ぜひ、読んでみてください!
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モニター
ヒロインを陥れようとたくらむ悪意の塊のような人物は一人も出てこない、億万長者のヒーローも傲慢でも高飛車でもないし、ヒロインだって悪意も作為もないのに、すべてが裏目裏目に出てしまい、貧しいなか、一人で赤ちゃんを産み育てることになったヒロイン。こんな人生、あるかもね~、再会した二人はどっちもかたくなだし~と思いながら楽しく読ませていただきました。ヒロインからもヒーローからもメロメロなのが丸わかりなのに、認めようとせず隠そうとしているのがなんだか楽しかったです。ヒロインを取り逃がさないために列車を止めてしまったヒーローですが、迷惑というよりも、その列車、ぜひ私も乗り合わせてみたかったです。
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モニター
ぐいぐいと引き込まれる素敵なお話でした。惹かれあって結ばれて、離れて、そして再会するのですが、お互いに素直になれない。そして、再会してからしばらく経った時の久しぶりのキス。「これでもう後戻り出来ない」というヒロインの言葉にグッと来ました。
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モニター
これが人気のケンカップルというやつなんでしょうか? ヒロインの事情を聞きもせず責める、罵るヒーローに、負けずに最後までがんばるヒロイン。この二人がどうやったら上手くいくのか、ハラハラしながらあっという間に読みきってしまいました。ヒロインが調香したという香水の描写に惹かれます。イメージする香水があれば、ぜひかいでみたいです。
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モニター
過去のトラウマからヒロインの本当の姿が見えない億万長者のヒーロー。真実の愛を見つけるまでの苦悩が見えて、引き込まれて一気に読んでしまいました。
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モニター
ホリーは、あれよあれよと物語の中心になってしまうのが面白かったです。ドラゴも自分勝手な男でどうしようもないですが・・・。最初涙が出ました。でも、最後はドラゴの人生が変わり、すごくいい内容の本でした。
祖母がガレージセールで買ってきたハーレクインのロマンス小説を初めて読み、将来はシークかプリンスと絶対に結婚すると心に誓う。その後、軍人と結婚。クレムリンを訪問したり、地球の反対側にある火山を探索したりといった世界中を飛び回る生活を送ることになる。有望なロマンス小説に贈られるゴールデン・ハート賞で2008年度、最終選考まで残った。