ハーレクイン・シリーズ
若すぎた伯爵夫人
エミリーは18歳のとき、イタリアの伯爵ラファエレと結婚した。 亡父の遺言どおり、21歳になるまでの便宜上のものだ。 後見人でもあったラファエレは、決してからだを求めなかった。 初夜でさえも。エミリー自身は、ずっと彼に憧れていたのに……。 3年が過ぎるころ、愛人たちと浮き名を流し続ける夫に耐えかね、 エミリーは、婚姻自体を無効にするよう要求した。 だが夫は彼女の言い分を裏切りと受け止め、激怒する。 怯えて隠れ家へ逃げ込んだエミリーを、彼はたやすく追いつめた。 「離婚する前に、結婚の歓びを教えてあげよう」 指1本触れなかったのに、なぜいまになってわたしを求めるの?
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2014年09月05日
-
- 著者
- サラ・クレイヴン
-
- 訳者
- 藤村華奈美
-
- 定価
- 682円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2014年08月20日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-90268-9
-
- 書籍番号
- K-258 (初版R-2255)
読者レビュー
-
モニター
女性なら自分の結婚式はどんなふうにしようと夢見ますよね。今回のヒロインは父から、1度しかあっていない男性と結婚するように言われます。こんなふうに自分の結婚式が始まったら、きっと誰かを恨んでしまいそうですが、この本のヒロインは違います。お互いの距離が縮まるまで、長い年月がかかりましたが、二人の絆を深めていきます。
-
モニター
ストーリー展開はちょっと王道すぎるかな?と思う位わかりやすかったですが、それがヒロイン目線から繊細に書かれていて、最後まで一気に読み終わりました。最後は、“そうっだったのか”と納得の1冊です。
同じテーマから探す
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。海辺の家で本に囲まれて育った。グラマースクール卒業後は、地元のジャーナリストとして、フラワーショーから事件まで、あらゆる分野の記事を手がける。ロマンス小説を書き始めたのは1975年から。執筆のほかには、映画、音楽、料理、おいしいレストランの食べ歩きなどに情熱を傾けている。サマセット在住。