ハーレクイン・シリーズ
10代で未婚の母となった妹が転がりこんできて以来、 ブリジットは小さな甥の母親代わりをしている。 派遣の仕事をしながら懸命に幼子を育てる彼女を気遣い、 ある夜、親友が仲間うちのパーティに招待してくれた。 しかし周囲とのギャップを埋められず疎外感を覚えていると、 遅れてやってきた小児科医のドミニクを紹介される―― 女性の視線を釘付けにする彼は、セクシーを絵に描いたような独身貴族だ。 不思議と意気投合し、気づけば二人は自然にベッドをともにしていた。 だがかつて愛に裏切られたブリジットは、この恋は一夜限りと自分を戒め、 翌朝、理由も告げずに彼のもとを去ったが……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年09月20日
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- 著者
- キャロル・マリネッリ
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- 訳者
- 宮崎真紀
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年09月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22340-1
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- 書籍番号
- I-2340
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モニター
家族の問題に自分を犠牲にして尽くすヒロイン。家族の事に悩み、それが原因で婚約者と別れた過去を持つヒーロー。家族を大事にしすぎて自分を犠牲にしてきた2人です。ヒロインの決断が周りをいい方向に導いたと思います。ヒロインが悩みながらも、自分のキャリアも大事にしていく姿を応援したくなりました。
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モニター
どんな結末になるのか最後までドキドキしました。ヒロインに対し現状を打開する道を示しつつ、自分の選択も変えられるヒーローが格好良かったです。動画を見て一緒に笑ったり歌ったり、そんな普通のことで共感し合える二人がなにより幸せに思えました。普段ハーレクイン作品を読むと夢のようなシチュエーションにうっとりすることが多いですが、今回は自分にもわかる幸福感でいっぱいになりました。
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モニター
「笑い」がポイントですね。傷ついていたり、それぞれ重い荷物を背負っているブリジットとドミニク。二人が出会い、笑い合うようになるシーンが本当に素敵でした。お互いに責任を全うしようとする大人なので、幸福になってほしいと、心から思いながら読みました。読んだ後、心が軽く、温かくなるお話です。
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モニター
妹や甥っ子の為に自分を犠牲にしていたブリジット。そんな彼女が理想の男性に出会い愛を見つける物語です。読んでいると自分だったらここまで自分を犠牲にできるのかと自問したくなるような彼女の頑張りに心を打たれます。そんな彼女を助けてくれるドミニク。彼の支えと家族との板挟みに、読んでいくにつれ結末が気になる一冊でした。
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モニター
主人公のブリジットは助産師として働いており、フルタイム勤務の私には時間のやりくりなど共感できるポイントが多くありました。ブリジットの揺れ動く気持ちがハラハラドキドキして、たまらなく先を急ぎたくなるお話でした。ドラマにしてもらって、実写で見てみたいです。
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モニター
現代的なテーマを扱ったお話です。すごく現実的な舞台だからか、すんなりと読めました。自分を犠牲にして他の人のために我慢しているところは痛いほど共感できます。その日常からヒーローとの出会いをきっかけに、彼女自身の強さで乗り越えていきます。まるで今まで障害だったものが彼女自身の強さを引き出しているように。今まで振り回されていたことも、自分が決めたら、見方をかえたら、やりがいのある仕事だったかのように。
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モニター
ブリジットとドミニクとの男女の愛以外にも、たくさんの愛がちりばめられている温かな作品です。それぞれの登場人物が愛する人のためを想い、今までの方法や考えを改めていくシーンに胸をうたれました。
イギリスで看護教育を受け、救急外来に長年勤務する。バックパックを背負っての旅行中に芽生えたロマンスを経て結婚し、オーストラリアに移り住む。現在も3人の子供とともに住むオーストラリアは、彼女にとって第二の故郷になっているという。