ハーレクイン・シリーズ
秘密の恋と小さな天使
罪をあがなう億万長者 Ⅳ
私はただの偽りの恋人。
だから、この想いはぜったい秘密。
小国の王女マリアマは、旅先のホテルでパパラッチをかわそうと傍らのルームサービスのワゴンを押して、近くの部屋に逃げ込んだ。 すると、そこには前から憧れていた医師ローワンがいた。 長身で日に焼けたブロンドの彼の容姿は、まるでモデル。 半裸で目の前に立つ彼を見て、頬を真っ赤に染めるマリアマにローワンがにやりとして言う。「僕を誘惑しに来たのかい?」 と、そのとき、赤ん坊の泣き声が部屋中に響き渡った。 ワゴンの布をめくったマリアマとローワンは、驚いて顔を見合わせた。 捨て子だ。少し考えたあと彼は意外な提案を口にした―― こんな地味でさえない私が、彼の恋人になるですって!?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年09月20日
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- 著者
- キャサリン・マン
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- 訳者
- 北園えりか
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年09月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51628-2
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- 書籍番号
- D-1628
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- ミニシリーズ
- 罪をあがなう億万長者
大学では演劇を学び、卒業後は小さな町の新聞社で働いたり、教職に就いて演劇学校の校長を務めたりした。その後、昔からの夢だったロマンス小説の執筆に取りかかる。RITA賞受賞作家となった今は、空軍パイロットである夫の転属に伴って4人の子供たちとビーグル犬、虎猫を引き連れてアメリカ国内を転々とするうちにさまざまな経験をし、それを作品の構想に役立てている。