ハーレクイン・シリーズ
欺かれた夜
残酷な運命の女神が、二人を再び引き合わせた。
ソフィーは住む家を失い、友人宅に身を寄せるため雨の中を歩いていた。足を滑らせ排水溝に落ちたところを、車に轢かれそうになる。だがソフィーの不運はそれだけでは終わらなかった。車から降りてきた人物は、かつて愛した男性エットーレだったのだ。彼の姉の家で子守りとして働いていたソフィーを、彼は婚約者のある身でありながら誘惑し、そのあげく宝石を盗んだと濡れ衣を着せ、追い出したのだった。相変わらず狂おしいほどにハンサムな彼は、軽蔑もあらわに言い放った。「こんなうらぶれた姿で排水溝にいるとは、まったくお似合いだな」そしてソフィーが抵抗するのも構わず、むりやり車に乗せた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年06月20日
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- 著者
- ダイアナ・ハミルトン
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- 訳者
- 井上京子
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-12112-5
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- 書籍番号
- R-2112
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