ハーレクイン・シリーズ
孤独なマーメイド
愛をささやく湖 Ⅲ
もう二度と男性を信じはしない。傷ついたマーメイドはかたく誓った。
朝日を浴びて戸口にたたずむ長身の男性を目にした瞬間、コートニーの頭の中で警報が鳴り響いた。ブレア・コルビー。夏の間だけ隣のコテージに滞在している建築家だ。高価なスーツをまとったその姿はさながらモデルのようで冷ややかな存在感と……傲慢さを備えている。彼はゆうべ遅くにコテージに着いた際、温かく迎えたコートニーをぞんざいな態度でつっぱねたのだ。なんて失礼な人なの! 反感は高まるばかりだったが、ブレアの言葉に、彼女は奇妙な胸騒ぎを覚えた。「誘いをかけたら、どんなゲームでも始められるんだ」
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- 頁数
- 232頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年06月20日
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- 著者
- ルース・ランガン
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- 訳者
- 清水由貴子
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-63257-X
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- 書籍番号
- LS-257
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- ミニシリーズ
- 愛をささやく湖
読者レビュー
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ハーレクイン・ヒストリカルでも人気のルース・ランガンによる珠玉の四部作をお届けします。湖畔の町デビルズ・コーヴを舞台に紡がれる極上のロマンティック・サスペンス。