ハーレクイン・シリーズ
悲しき花嫁
富豪一族の花婿 Ⅰ
私の孤独な人生の支えだった強気を彼はいとも簡単に奪っていく……。
〈フォーチュン建設〉のパーティーが行われる舞踏室で、アデルは重役のジェイソンの熱い視線に不安を覚えていた。さきほど同じエレベーターに乗り合わせたとき、彼の理想的な外見と情熱の夜を思わせる声にうっとりしたが、仕事をけなされて、彼に対する印象は最悪になった。ところがアデルの評価など気にかける様子もなく、ジェイソンはもっとシャンパンがほしいかと尋ねた。長旅の疲れのせいで思わず、ほしいのはベッドだと答えると、彼はひそやかな笑みを浮かべて言った。「それなら、僕にも手伝えそうだ」
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- 頁数
- 164頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年06月20日
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- 著者
- リアン・バンクス
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- 訳者
- 高山恵
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- 定価
- 671円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-51114-4
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- 書籍番号
- D-1114
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- ミニシリーズ
- 富豪一族の花婿
読者レビュー
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シルエット・ディザイアに大人気の富豪一族シリーズが満を持して登場! 今月より五カ月連続でお届けします。一族の女家長で縁結びの達人ケイトも健在で、華やかな恋の花を次々と咲かせていきます。どうぞお楽しみに!