ハーレクイン・シリーズ
架空の恋人
刻々と迫る別れのとき。
彼との最後の夜の行方は?
彼が振り向いてくれないなら、故郷を去るしかない。社長の息子、ハリーへの片思いに苦しむジーナは、秘書の職をなげうち、ロンドンへ移り住む決意を固めた。会社を去る日、ジーナはハリーからディナーに誘われる。上司としての義務感から誘っただけだと知りつつも、最後の思い出にと、ジーナは承諾した。だが、その席でハリーが口にした言葉に、ひどく動揺する。「ロンドンに行くのは、恋人に裏切られたせいか?」恋人なんていないのに。皮肉な誤解を解く気にもなれず、ジーナは永遠の別れを覚悟したが……。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2009年03月05日
-
- 著者
- ヘレン・ブルックス
-
- 訳者
- 水間朋
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-12366-4
-
- 書籍番号
- R-2366
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
イングランド中部ノーサンプトンシャー在住。敬虔なクリスチャンであり、家事や育児にいそしみ、三人の子供を育てた。書くことは長年の夢だったが、実際に執筆に取り組んだのは四十代に手の届く頃。現在は次々に作品を発表している。