ハーレクイン・シリーズ

ボスと秘書の小さな絆
ゆうべのボスは、優しく情熱的な恋人。今朝の彼は、冷酷な見知らぬ他人。
社長秘書キットの夢は、愛し愛される夫と結婚し子供を授かること。そんな彼女はボスのアレックスに密かに恋をしていたが、仕事が成功し祝杯をあげた夜、ついに念願叶って彼と一線を越えた。翌朝、幸せな気分で出社すると、さっそく社長室に呼ばれ、甘いひとときの続きを予感して胸をときめかせた。ところが、彼女を待っていたのは、アレックスの思いもよらない言葉だった。「ゆうべのことは後悔している。結婚も赤ん坊もごめんだからね」ああ、こんな冷たい人に恋してしまったなんて、なんて馬鹿なの……。3カ月後、キットは何も告げず会社を去った——彼の子を身に宿して。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年08月20日
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- 著者
- ミシェル・ダグラス
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- 訳者
- 宇丹貴代実
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-22335-7
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- 書籍番号
- I-2335
8歳のときに将来の夢を訊かれて、すでに「作家」と答えていた。チョコレートを隠し持つヒロイン、笑い方を知っているヒーロー、そしてハッピーエンドをこよなく愛する。全米読者選賞、ロマンティックタイムズの批評家選賞のほか、オーストラリアで“ロマンス界のアカデミー賞”と称されるRUBY賞にもノミネートされた、いま注目の作家。オーストラリア東海岸のニューキャッスル郊外に、夫とともに住んでいる。