ハーレクイン・シリーズ
ベラは産休の姉に代わって産科病棟で働くことになったが、 ドクターのスコットはそれを快く思っていなかった。 10代の頃、ベラはスコットに憧れて告白したものの、 彼は年の差を理由に若い彼女の愛を拒絶したのだった。 そんな過去があるせいか、スコットはいまだにベラに冷たく、 二人の間はぎくしゃくしていた。 ところが、ベラの家に男の下宿人が住むとわかって以来、 スコットは何かと彼女の生活に干渉するようになる。 今さら、どういうつもりかしら? ベラはいぶかりながらも、心がざわつくのを抑えようがなかった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年08月05日
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- 著者
- フィオナ・マッカーサー
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- 訳者
- さとう史緒
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年07月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22333-3
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- 書籍番号
- I-2333
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- ミニシリーズ
- 結ばれた赤い糸
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モニター
十二年の時を経て、結ばれる純愛物語でした。ベラが過去にも負けず、強く生きている様、また年齢差の恋愛にも臆する事なく、スコットにアピールするところに女性の強さをとても感じました。逆にスコットは、いきなり現れた下宿人に対する反応も含めて、大人の男がまるでティーンエージャーの恋愛をしているかのようで、笑ってしまいました。下宿人のブレークの話で、グッと物語に引き込まれました。
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モニター
さすがプロの助産師さんの作品だけあって、出産シーンに圧倒されました。サブキャラクターのブレークが、素直でしっかりした子でとてもよい。たった10歳ほどの年の差を乗り越えがたい壁と感じるヒーローが新鮮です。大人になれないヒーローが、周囲のみんなに支えられ、励まされてヒロインを手に入れる様にほっこりしました。
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モニター
主人公の悲しいくらいの経験を乗り越えながらも魅力的な姿が印象的でした。スコットが惹かれないわけはありません。すてきなハッピーエンドでした。
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モニター
ヒーローとヒロインは同じ病院の医師と助産師。そんなある日、ヒロインの家にとある同居人が現れることで、2人の関係が変化していきます。付かず離れずの2人にヤキモキしながら、楽しく読ませていただきました。著者自身も長年助産師として働いていたそうで、医療現場のシーンはとてもリアルで臨場感がありました。
オーストラリア出身の作家。助産師がヒロインのメディカルロマンスを描くことを得意とする。自身もベテランの助産師で、その20年以上のキャリアを生かしたノンフィクションも執筆しているが、小説を書く前の取材旅行が何より楽しいという。