ハーレクイン・シリーズ
せつないプロポーズ
結婚式の夜、逃げた花嫁の妹は愛される奇跡を信じようとした。
「お願い、目をさまして!」アリは懸命に呼びかけた。ジェイクが町を出て一年半。再会は想像もしなかった形で実現した。彼は今、病院のベッドで昏睡したまま生死の境をさまよっている。ジェイク――アリが十四歳のときから愛し続けている人。しかし最初からずっと彼は姉の恋人だった。双子の姉ダーシーは、華やかで絶えず人目を引き、恥ずかしがり屋でひかえめなアリとは正反対のタイプだ。二人の仲に割りこもうという気持ちはなかった。花嫁に逃げられた理由もわからず苦しむジェイクを慰めるうちに、いつしか情熱的に抱き合っていたあの夜までは……。アリは眠り続ける愛しい人に寄りそい、震える声でささやいた。「目を開けて、ジェイク。わたしと……あなたの娘のために」
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年06月05日
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- 著者
- パトリシア・セアー
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- 訳者
- 岡聖子
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-00122-7
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- 書籍番号
- N-810
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