ハーレクイン・シリーズ
奇跡の出会い
王子に魅せられて Ⅰ
無礼なキスに怒りを覚えながらも、あの唇の感触を忘れられない。
「若すぎるうえに、おまえは女だ。頭取の座は譲れない」祖父の言葉に、エイミーはひどく打ちのめされた。あてどなくマンハッタンの五番街を歩いているとき、タクシーから降りてきた男性とぶつかり、口論となる。ハンサムだが横柄な彼は、言いつのる彼女の口をキスで封じた。その夜、憂鬱な気分を晴らそうとクラブに出かけたエイミーは、昼間会った男性の姿を認め、険しいまなざしに凍りついた。とっさに逃げたが、彼はエイミーを追い詰めて言った。「君に礼儀というものを教えてやろう。今この場で」おびえるエイミーに、彼は再びキスをした。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年06月05日
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- 著者
- サンドラ・マートン
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- 訳者
- 漆原麗
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12295-7
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- 書籍番号
- R-2295
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- ミニシリーズ
- 王子に魅せられて
読者レビュー
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ベテラン作家サンドラ・マートンによる三部作〈王子に魅せられて〉を連続刊行いたします。エール大学で出会い、固い友情をつちかってきた異国のプリンスがヒーローです。三十一歳になった今も独身を謳歌している彼らの心をとらえるのは、どんな女性たち……?