ハーレクイン・シリーズ
伯爵家の呪い
私をおとしめる憎い人。
真実を知った彼を見るのが待ち遠しい。
二十六歳のアンゼリカは半年前、初めて実父との対面を果たした。父はヨーロッパ随一の富豪と評判の著名な男性で、アンゼリカの存在を喜び、ふたりは親子の絆を深めつつある。ある宵、父に呼ばれたアンゼリカは、ウルフと名乗るシチリアの伯爵に引き合わされた。彼の名前はもちろん知っている――希代のプレイボーイとして。確かに、優雅でありながらたくましい彼はとても魅力的だが、アンゼリカに向ける彼の目には明らかに軽蔑がこもっていた。その理由を知ったときアンゼリカは激怒し、心に誓った。決してウルフを許さない。彼が私にひれ伏して謝罪するまで。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年01月20日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 水月遙
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12355-8
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- 書籍番号
- R-2355
読者レビュー
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ハーレクイン・シリーズで最も愛され、人気のある作家の一人。1978年にイギリスでデビューして以来、これまでに刊行された作品は実に100冊を超える。14歳のころからロマンス小説に傾倒し、作家になることを決意した。物語を書き進めるうちに徐々に主導権が登場人物に移り、いつのまにか彼らが自由に物語を紡ぎはじめるのだという。現在マン島に夫と子供たちと住む。